「一緒にいたい」だけの同棲はキケン?|トピックスファロー

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2015年3月20日
「一緒にいたい」だけの同棲はキケン?

親しくなるにつれて「ずっと一緒にいたい」という気持ちでいっぱいになってしまう。そして何となく半同棲。でもいつの間にか、「長過ぎた春」に。20代の大切な時間を、無駄に費やしてしまわないよう、同棲を始める前にしっかりと考えましょう。

ライター
  

「家賃がもったいないよね」で始まる同棲

「家賃がもったいないから」なんて理由で男性が同棲を持ちかけてくるのは、おかしいと思いませんか?まだまだ彼はあなたとの結婚を考えていない証拠かもしれません。

世の中いろいろな考え方をする方がいますので、一概に言えませんが、私はそう思います。どうせ言うなら「離れたくないから僕のマンションで暮らさない?」と言うならまだわかります。

貯金箱

私の持論ですが、男性がお金に細かいと夫婦生活が窮屈になる可能性が高いと思っています。結婚してからも、夫婦共働きだからということで、夫婦のお財布が別々で良いと思うカップルなら良いかもしれませんが、私はお財布を預かりたい主義です。

でも私の周囲には、あまりお金に細かい人がいないようです。お金に細かい夫を持っている友人の話を紹介しましょう。家のお財布はご主人が握っていて、毎月の生活費とお小遣いを妻がもらっているそうです。妻はご主人の貯金がいくらあるのかも知しりません。経済的には裕福なので、お金に不自由はしないそうです。

彼女は、美容院やエステに自由に行けるように、夫には内緒でパートを始めたそうです。彼女のご主人は、「買ってはいけない」とはあまり言わないそうですが、「また買ったの?」という言葉が何だか彼女には責め言葉のように聞こえて買い物をしにくいのだとか。

その彼女は、ご主人からプロポーズの言葉が、「家賃もったいないから一緒に暮さない?」だったそうです。彼女は結婚が早かったので、友達の話を聞くまで「こういうものかな?」と思っていたそうです。

悩み

同棲を始めると結婚が面倒になる?

これもある友人の話ですが、高校時代からお付き合いをしている友人カップルは、社会人になると彼女が一人暮らしを始めたのをきっかけに、半同棲が始まりました。

時間の経過とともに、地方出身者の彼は寮を出て、当たり前のように彼女の家で同棲が始まったのです。趣味も思考パターンもそっくりな二人は、息ぴったりに楽しい生活を始めました。

いずれ結婚するとお互いに思っていたので、いつの間にか二人の財布が一つになりそして10年が経過しました。「どうして結婚しないの?」と聞くと「いつかするわよ♪」と彼女は答えます。彼に聞いても「結婚するのは彼女以外考えられないよ!」とお互いに言い合っているのです。

結婚していない方が二人だけの世界でいられる。お財布も一つで、夫婦生活と何ら変わりがない。そんな今の関係が自由で良いと思っているらしいのです。

「フランスはこれが当たり前よ!」と彼女は言っていました。でも、フランスでは、同棲相手でも社会保険等の扶養関係が社会的にしっかりと認められていますし、同棲でも夫婦と同じ扱いです。

しかし、日本は、同棲関係は他人と同じです。社会的保証も扶養関係も成立しません。法律的には、扶養家族に同棲相手を入れることはできますが、そういう関係を会社は世間的に良しとしてくれませんし、生命保険の受取人にもなれません。

その後、彼女の母親がついに彼を呼び出し「結婚しないなら別れなさい」とものすごい形相で迫ったそうです。今や友人は2児の母です。

カップル

親になって、彼女は今までのように海外旅行やお洒落ができない、エステに行けない、彼の協力が無い、彼の帰りが遅いなどと不満だらけで夫婦げんかが絶えないそうです。息が合いすぎる相性ピッタリの夫婦だと思いましたが、わからないものです。

失敗のない同棲は無い?

「同棲で失敗しないコツ」を考える必要は無いのだと私は思います。だって、育った環境が全く違う2人が、突然一緒に暮らし始めるのですから、さまざまな不満があるのは当たり前です。

喧嘩や衝突は当たり前。そして破局が訪れるなら、結婚してもうまくはいきません。だって、何十年も連れ添うのですよ。相手の嫌なところが我慢できないようでは、結婚生活もすぐに破局です。

初めから同棲が上手くいかないようじゃ、結婚して、問題が増えるばかりでしょう。一旦結婚したら、離婚は至難の業です。戸籍に傷もつくし、さまざまな人を巻き込んで大変だと聞きます。

だったら、お試し期間に彼と合わないことがわかって良かったというようなものです。運命の相手なら、多少の嫌なことがあっても、別れたくない思いや相手を愛する気持ちや、優しさから譲る気持ちが生まれるものです。

カップル2

結婚とは、人生のゴールではなく門出なのです。2人一緒に山あり谷ありの人生を歩んでいかなければいけないのです。2人で一緒に崖をよじ登ることになるかもしれません。人生良い時ばかりではありません。人生の谷のときに、果たして夫のために、或いは、妻のために犠牲を払えるのか。よほどの愛が無くてはできないことでしょう。

こんな大変な結婚生活を乗り越えて幸せになるには、たった2人の自由な生活である同棲で喧嘩になって破局になるくらいなら、結婚しても続かないでしょう。結婚は、忍耐と努力を何とも思わないほどの愛が無いと続かないのです。

結婚前提の同棲をするなら期限を決めておく

いかがでしたか?私は同棲を結婚前提のお試し期間として、有意義な手段ともいえると考えています。しかし、短い同棲で破局して、激しく傷ついて、その心の傷から立ち直れなくなってしまうほど彼を愛しているような人には、同棲は向かないでしょう。

私の友人カップルのように、「絶対結婚する」とお互いが自信たっぷりの結婚の決意ができている2人なら大丈夫でしょう。しかし、「同棲して破局になったらどうしよう」という不安がある関係なら、同棲はまだ早いと思いましょう。

同棲は、結婚しようかどうしようか迷っているときに、「この人との生活がうまくいくかのお試しだ」と割り切れないと、失敗したときの傷が大きく、トラウマになってしまうかもしれません。失恋は上手に行わないと、今後の幸せを遠ざけてしまう可能性だってあるので気をつけましょう。

著者:宝生桐子

ライター
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法律関係・心理学・メンタル関係の多数の資格を利用して、今までさまざまなコラムを連載して参りました。
わかりやすい文章で、さまざまな生活お役立ち情報をご紹介させて頂きます。どうぞよろしくお願い申し上げます。