パンシェルジュ検定とは
「パン」と「コンシェルジュ」の造語で出来た「パンシェルジュ検定」とは、食べる事だけでなく、パンの歴史やパンのマナー、器具・材料に関する知識など、パンに関するあらゆる知識を身に付けるための資格です。
パンシェルジュ検定は2009年から始まり、第6回検定までで23,000名の受験者を数えています。
パンのプロを目指す人はもちろん、趣味としてパン作りを楽しみたい人にもオススメの資格です。
こちらでは、パンシェルジュ検定というのがどのような資格なのか紹介します。
試験概要
パンシェルジュ検定は、学歴や年齢など、受験資格に制限はありません。ただし、2級を受験するためには3級を、1級を受験するためには2級を合格している事が条件となります。
パンシェルジュ検定は、1級から3級までの3レベルがあります。1級が最も高度な内容になっており、2級、3級と簡単になっていきます。
全てのテストが100点満点となっており、70点以上を取得すると、合格となります。
レベル | 出題範囲 | 主な内容 |
---|---|---|
1級 | 3級試験範囲+2級試験範囲+1級公式テキストより100題+レポート | 健康、栄養学、サービス学など |
2級 | 3級試験範囲+2級公式テキストより100題 | マーケット、トレンド、コンビネーションなど |
3級 | 3級公式テキストより100題 | パンの歴史、材料、文化など |
問題は基本的に、公式テキストに基づいたテストとなっています。検定受験受け付けは「日販検定ポータル『検定、受け付けてます』」のページで受け付けています。また、そちらのページでは、どのような問題があるのか、練習問題も用意されています。
パンセルジュ申し込み・練習問題ページ:日販「検定、受け付けてます」
パンシェルジュ検定の勉強法
パンシェルジュ検定の基本的な勉強法は、公式テキストを読み進めていくことです。基本的に検定試験は、公式テキスト内から出題されます。テキスト外からの出題は少ないので、テキストをしっかり読み込んでおけば、難易度は決して高くない試験だと思います。実際に、パンシェルジュ検定は合格率80%以上と多くの人が合格しています。
公式テキストには練習問題が80問あるので、まずはテキストのポイントをまとめた後に問題を解き、間違った問題をチェックし、見直した後に再び解き直す…という風に、繰り返し勉強していくとよいでしょう。
また、パンシェルジュ検定には公式アプリが用意されています。残念ながら3級試験の問題しか用意されていませんが、多数の問題が収録されています。暇がある方は、こちらも使って勉強してみるのも良いかもしれませんね。