いくつ当てはまる!?歯周病になりやすい人の食生活3つの特徴|トピックスファロー

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2013年5月6日
いくつ当てはまる!?歯周病になりやすい人の食生活3つの特徴

身体を作る食事は、時として病気の原因にもなってしまいます。特に、虫歯や歯周病は食べ物を噛み砕く歯で起こる為、食事との関連性は大きなものとなっています。では、どのような食事が歯周病を助長し、歯の健康をダメにしてしまうのでしょうか?

取材ライター
  

要注意!歯周病になりやすい食事

健康な身体を作り、動かすためには毎日の食事を規則正しく、栄養バランスを考えて摂取する事が大事です。
しかし、仕事の忙しさにかまけて食事がおろそかになったり、外食頼りの食生活を送ったりしている人は結構多いもの。

そういった食生活の乱れは、やがて歯の健康を蝕み歯周病や虫歯を引き起こしてしまうのです。

炭水化物過剰の食生活(糖の摂りすぎ)

チョコレート

昔から「甘いものの摂りすぎは虫歯の原因」と言われているように、糖分の摂取量が多いと虫歯菌が活発に働き、歯を酸で浸食してしまうことになってしまいます。

糖分が分解されて作られるブドウ糖は、身体を動かすためのエネルギー源となりますが菌にとっても格好のエネルギー源となるためです。

砂糖の摂取量を控えれば虫歯にならない、と考える人も多いのですがブドウ糖は砂糖などの糖分だけでなくご飯やパン・麺などの炭水化物からも作られるのです。

特にパン類はご飯よりも歯にくっつきやすく、飲み物で流し込んでも口内に長く残ってしまうため虫歯菌や歯周病菌を活発にさせてしまうのです。

コンビニ弁当や外食が多い

栄養バランスの取れた食事を取るためには自炊が不可欠ですが、自炊は慣れている人でも時間が掛かって面倒になる事が多いものです。その為、コンビニ弁当やファーストフード、ファミリーレストランで食事を済ませてしまうという人も少なくありません。

このように外食で食事を済ませていると、炭水化物・肉類の摂取量が増えて野菜が欠乏しがちな食生活になってしまいます。野菜が不足していると必然的にビタミンも不足してきます。

各種ビタミンは身体の調子を整え、細胞組織の再生を促す働きを持っています。つまり、ビタミンが不足していると進行した歯周病によってダメージを受けた歯周組織が回復しにくくなってしまうのです。

不規則な食習慣(決まった時間に食事が摂れない)

不規則な食習慣

仕事の都合で夕飯を食べる時間が深夜にまでずれ込んだり、1日に4食・5食と食べたりするような不規則な生活をしていることも歯周病を助長する原因となってしまいます。

時間が不規則な食生活を送っていると、歯磨きをし忘れたり食べカスが口内に残る時間が長くなったりしてしまい、虫歯菌・歯周病菌が蔓延する原因を作りやすくなってしまうのです。

また、このような不規則な食生活では食べるものもインスタント食品やファーストフードが多くなりがちで、栄養バランスの偏りも酷くなってしまいます。

歯周病の予防には、野菜のビタミン・食物繊維が必須!

歯周病を防ぐためには、毎日の食生活で野菜を意識して摂取する事が大事です。それも野菜ジュースなどで摂るのではなく、野菜本来の姿が分かる形で摂る事が大事です。

サラダや煮物のように、調理されているけれども野菜本来の姿が分かる形で野菜を食べると、野菜が持つ食物繊維の歯ごたえが感じられます。歯ごたえがあるという事は、よく噛んで食べなければならないので歯茎に刺激が加わり歯周組織の再生と強化が促されます。

また、野菜はビタミンが豊富に含まれています。ビタミンの摂取は細胞組織の新生や血行の促進と深く関係があり、歯周病の進行を防ぐ上で非常に重要な働きを果たすのです。

著者:和田ちえみ

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三度の飯より書くこと聞くことが好き。インタビューやプロフィール作成、企業社内報など堅い文章も書けます。人の話を聞き、それをまとめるお仕事が多いです。