垂れ胸を予防・改善するために行うべき産後のバストケア3つ|トピックスファロー

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2013年1月4日
垂れ胸を予防・改善するために行うべき産後のバストケア3つ

多くの女性が産後にバストの悩みを抱えているとか。「バストが垂れた」「バストがしぼんだ」など、バストラインが崩れてしまう人が多いです。ここでは、授乳のバストへの影響の有無や胸が垂れる原因、産後の下垂予防・改善に役立つバストケアを3つ紹介しています。

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ミルクで育てていても垂れる

「母乳で育てたからバストが垂れた」と思っている女性が多いです。でも、母乳を与えていたから垂れたのではありません。母乳で育ててもミルクで育てても、妊娠・出産を経験すれば、垂れてしまう可能性があります。
もちろん、バストケアなどを行って予防することは可能ですが、妊娠中や育児中はバストケアを行う余裕がないというのが実情なのかもしれません。
しかし、一度垂れたバストは元には戻らないので、バストラインへのダメージが少ないうちに、その進行を抑えるケアを始める必要があるでしょう。

バストが垂れてしまう原因

バストが垂れる原因は、一つではありません。しかし、主なものにバストを支えているクーパー靭帯が伸びたり切れたりしてしまうことが挙げられます。
このクーパー靭帯は、一度伸びてしまうと元に戻すことができません。(もちろん、切れてしまった場合も同様です。)妊娠で大きくなったバストの重みでクーパー靭帯が伸びてしまい、バストを支えることができずに垂れてしまうのです。

バストの垂れに気付くのはサイズダウンした後が多い

授乳中は乳腺が発達していますから、大きなバストをキープできますが、卒乳を迎える頃には乳腺が衰えてサイズダウンが始まります。バストが小さくなるとともに「バストの垂れ」が目立つようになってくるため、卒乳前後にバストのサイズダウンや垂れに悩む女性が多いのです。

バストのサイズが妊娠前と変わらなくても、胸が垂れてしまっているため、「胸がしぼんだ」とか「胸が妊娠前よりも小さくなってしまった」と感じる人が多いです。

妊娠中や出産後はクーパー靭帯へのケアが大切

妊娠で大きくなったバストに喜んでいる暇なんてありません。大きくなったバストがクーパー靭帯にダメージを与えないようにケアする必要があるのです。
基本的なようで、実に大切なバストが垂れないためにやるべきケアを3つ紹介します。

1. バストのサイズに合ったブラジャーをつける

妊娠中はバストのサイズが変わりやすいので、その時のバストのサイズに合った下着を付けていないケースも少なくありません。妊娠後期に入っても、マタニティブラに変えず、普通のブラで済ませている人も多いようです。

自分のバストに合った下着を付けることはもちろんですが、マタニティブラや産後ブラのような、その時期に合った機能を備えた下着を選ぶことが大切なのです。

マタニティブラの機能

「マタニティブラって普通のブラと何が違うの??」という人も多いのでは?
マタニティブラは、妊娠中の変化するバストに応じて、サイズアップに対応できるようになっています。また、バストが変化する時期は乳腺の発達によって痛みを生じることも少なくありません。マタニティブラは、デリケートな時期の負担を軽減する工夫がされているのです。

さらに、クーパー靭帯に負担をかけないための、サイズアップしていくバストをしっかり支える補正機能も備えています。
妊娠が発覚する頃には、バストの変化も始まっていますから、バストアップしてからでなく、妊娠が分かった時点でマタニティブラに切り替えるのがベストと言えるでしょう。

もうすでに出産を終えている人も、「早く普通の下着をつけたい」という気持ちがあると思いますが、その時期に適した産後ブラを使用する必要があります。マタニティブラではなく、産後は産後用のブラをつけることが大切です。
最近は出産前と産後のどちらも使用できるブラジャーも販売されているので、何度も買うのが大変だという人は、産前・産後両用のブラを選ぶと良いでしょう。

2. バストにも美容液やクリームでハリを与えて

最近はバスト専用のクリームや美容液も販売されています。バスト専用のコスメは、バストにハリを与える効果が高いです。

バストのハリが失われることも、バストが垂れる原因になるため、美容液やクリームなどを使ってバストにハリを取り戻してあげましょう。
バストをふっくらさせる効果のあるものや、女性ホルモンと似た働きのある植物性エストロゲンなどの成分を含むものなど、効果的なバストケアを可能にする成分が含まれているクリーム・美容液が多くあるので、効果や成分を確認して選ぶことが大切です。

3. バストを支える筋肉を鍛えよう!

バストを支える大胸筋を鍛えることで、バストの垂れを改善することができます。特に妊娠中は運動を控えているので、大胸筋に限らず筋力が低下している場合が多いです。
出産直後は無理をしてはいけませんが、ムリのない程度に取り入れていくことが大切でしょう。

運動を取り入れるならバストの揺れが少ないものを

産後はダイエットのために運動を取り入れる人が多いですが、バストの揺れはクーパー靭帯が伸びる原因になります。サイズの合ったブラジャーを使用してバストの揺れを抑えるだけでなく、バストが揺れやすいジョギングや縄跳びなどの種目を避けることが大切でしょう。

大胸筋のトレーニングには、バストの揺れが小さいものが多いので心配ないかと思いますが、日常生活や運動でのバストの揺れを最小限に抑えることも大切だということも覚えておいてくださいね。

著者:伊藤義雄

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書きたいものがありすぎて書かせてもらっているライターです。趣味は鉄道旅行、写真を撮ることもあるが実際に乗車して車両の個性を体験したいタイプ。尊敬する人は宮脇俊三さん。目標は全国鉄道制覇