良い児童英語教師になるための条件とは?
最近、ミセス女性を中心に人気の高い職業の一つに、児童英語教師が挙げられます。「学生時代に学んでいた英語を生かしたい」「海外留学から帰国し、人に英語を教える仕事がしたい」などの理由から、児童英語教師を志す人が増えています。
子供たちに英語を教えることを自分の仕事にしたい…そんなふうに思った時、まず何から始めればいいのでしょう?実際のところ『児童英語教師』という職業はないので、児童英語教師になるための資格もありません。ただ、子供たちを対象にした英語教育に取り組んでいる人の中には自らをそう名乗る人もいますし、周囲からもそう呼ばれることが多いですね。
ここで、子供や保護者たちから好かれる児童英語教師になるための条件をいくつか紹介しましょう。
良い先生になるには、以下の条件をクリアしていることが大切です。
条件1:高い英語力があること
当然のことながら英語教師になるためには、高い英語力が求められます。豊富な知識の中から、子供たちの能力に合わせたことをピックアップしながら教えていきましょう。
条件2:子供を好きなこと
子供が大好き…もしかしたら、これが一番重要なことかもしれません。当たり前ですが子供好きな人でなければ、この仕事は務まりませんからね。
条件3:子供への英語の教え方を知っていること
大人に英語を教えるよりも、子供に教えるほうが簡単だと思っている人もいるでしょう。けれど、絵本や歌、ゲームなどの遊びを通して、子供が分かりやすいように教えなければならないので、そういった面では少し大変かも…。文字や音のつながりに関する知識なども必要になります。
児童英語教師になる方法
児童英語教師は、幼児から小学生を対象に英語を教えます。すでに述べたように、資格は不要な職業です。とはいえ、それなりの英語力が必須です。児童英語教師に必要なスキルを身に付ける方法としては、ちゃんとした教え方をスクールや通信講座などで学ぶのが良いと思います。
スキル習得方法
主に、スクールに通学する方法と通信講座を受講する方法があります。自分に合った方法を選ぶようにしましょう。
スクールの場合
通学期間:スクールによって異なりますが、3~6ヶ月くらいが一般的と言われています。
費用:スクールによって異なりますが、10~30万円程度かかります。
通信講座の場合
受講期間:講座によって異なりますが、一般的には6ヶ月コースが多いようです。
費用:講座によって異なりますが、5~7万円程度かかります。
取得したほうが良い資格
いくら資格がいらない職業と言っても、いざ仕事を始める時には資格がものを言います。スクールや講座で学んだあとにもらえる認定証書に加え、指定の講座を修了すると取得できる小学校英語指導者資格か、そうでなければ小学校の教員免許があれば、なお良いです。2011年4月からは、小学5・6年生で英語の授業が必修となっていますから、教員免許を取得しておくと何かと有利に働くと思います。今後も、ますます人気が高まっていくことでしょう。