騒音に悩まされない部屋選びを
一人暮らしの部屋探しは、とても難しいものです。
いい物件だなあ、と思って実際に借りてみたら、実は住みにくかった、なんてことがよくあります。
特に、住んでいて気になるポイントの1つが、騒音です。
騒音がひどいと、睡眠が妨害されたり、勉強などに集中できなかったり、ストレスがたまる日々が続いてしまいます。
ここでは、その騒音に焦点を当てた、部屋探しのポイントを紹介します。
建物の構造をチェック
建物の構造をチェックして、騒音が厳しいかチェックしましょう。
基本的に木造、鉄骨構造の建物は、騒音がうるさいです。
鉄筋コンクリート造、いわゆるRC構造が騒音に強い、といわれますが、RC構造の建物でも、壁のスカスカ具合によっては、注意する必要があります。
壁がスカスカかどうかは、なかなか判別が難しいので、壁をこんこん叩いてみたりするなど、内見で判断しましょう。
壁や床の厚さをチェック
壁や床の厚さで、周りからの騒音具合は変わりますが、入居してからではどうしようもない問題ですので、選んでから後悔する前に、確実にチェックしておきましょう。
隣室の間に押し入れなどがある場合は、騒音被害が少ないです。
部屋の場所をチェック
他人の騒音、特に、上の階の足音を気にする方は、最上階が理想的です。
それに加えて角部屋を選ぶことができたら、階段や隣室の騒音も少なく、静かに暮らすことができます。
また、中には他人の音は気にならないけど、他の人に音を聞かれたくない、という人もいるのではないでしょうか?
そういう方は、1階を選びましょう。
下の階がない分、騒音への配慮を減らすことができます。
ただし、侵入者やプライバシー、虫など、1階は騒音以外の問題も多いですので、注意してください。
周辺の環境をチェック
例えば、1階にコンビニのあるアパート。買い物に便利ですが、騒音がうるさかったり、虫が出て大変だったりと、結構大変なことも多いです。
また、周りに警察や消防署など、緊急車両がよく通る道だと、サイレンがうるさくて大変です。
さらには学生街や飲み屋街が近いと、深夜までうるさいことが多いです。
なので、それらの心配がない、周りが静かなところを選びましょう。
しかし、周辺にお店がないと生活が大変ですので、スーパーや銀行、駅やバスといった、公共交通機関など、最低限の建物は近くにあったほうがよいでしょう。
共有スペースなどもチェックしよう
騒音に悩まされないための部屋選びを紹介しました。
このほかにも、参考になるかもしれないポイントは、いくつかあります。
例えば、共用スペースであるゴミステーションや廊下が汚かったりすると、モラルの低い人が住んでいるかもしれません。
そういった人とはトラブルになりやすいので、注意が必要です。
一度部屋を借りてしまうと、相手が引っ越しするか自分が引っ越しするまで、問題を解決することはできません。
引っ越しというものは、そうそうできるものではありません。
なので、部屋を選ぶ際は、慎重に選ぶようにしましょう。