知覚過敏はこれでなる!激痛を引き起こす7つの原因|トピックスファロー

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2012年10月8日
知覚過敏はこれでなる!激痛を引き起こす7つの原因

水を飲んだ途端に『ズキンッ!』と激痛が走った事はありませんか?それは知覚過敏です。歯周病が基で起こる症状の一つです。これは歯の表面を覆っているエナメル質の損傷でなるのですが、それを引き起こす原因は意外な所にありました。その原因とは何でしょうか?

WEBライター
  

歯から生じる激痛の正体

歯周病が引き起こす症状の一つに知覚過敏があります。
冷たい水を飲んだ時や、少しの衝撃が加えられた時に『ズキンッ!』と激痛を生じさせる症状です。
この知覚過敏はどうして起きるのでしょうか?
知覚過敏は、歯の表面を覆っているエナメル質が損傷し、内部にある象牙質がむき出しになる事によって生じます。象牙質に刺激が与えられると、信号が象牙細管というところから歯髄神経を経由して脳に伝えられます。それにより、あの全身がすくんでしまうような痛みが襲うのです。
では、なぜこの知覚過敏が起こってしまうのでしょうか。原因はどこにあるのでしょうか?

知覚過敏を引き起こす7つの原因

歯周病

知覚過敏の一番の原因は歯周病です。歯周病は色々な要因によって引き起こされます。
『食べ物カスをエサとして細菌が繁殖し歯肉内に侵入する事。』で起こります。
そうならないように常に口腔状態を清潔に保つことが求められます。それにより知覚過敏を防ぐことができます。

喫煙

タバコに含まれる有害成分は血流を悪くします。それは歯茎にとっても重大な問題です。歯茎に必要な血液や栄養素がいかなくなると、歯周病を引き起こす確率が何倍にも跳ね上がります。またタバコは、歯周病菌が繁殖しやすい環境を作り上げてしまいます。歯周病にかかると知覚過敏になりやすいです。
傷みを我慢してまで喫煙することはないでしょう。

プラークコントロールの怠り

プラーク(歯垢)を取り除かないと、酸が形成されエナメル質を溶かしていきます。
エナメル質が溶けると、象牙質がむき出しになり知覚過敏となります。なので、定期的に歯垢をとり除く事が賢明です。

力任せの歯磨き

口腔状態の清潔を心がけていても、力任せに歯磨きをしていては、エナメル質を傷つけるだけです。歯磨きの際には、エナメル質を傷つけないように心がけましょう。その上で丁寧に食べ物カスを除去するなら、知覚過敏を引き起こさなくなります。

大量の歯磨き粉

これも、力任せの歯磨きに通ずるものがあります。歯磨き粉には『研磨剤』というものが含まれていて、それにより歯の表面を磨くことができます。しかし、歯磨き粉を大量につけた歯磨きを何年も続けると、この研磨剤でエナメル質まで研磨してしまう可能性があります。歯磨きの際は、歯磨き粉の量にも注意をする必要があるでしょう。

歯ぎしり・くいしばる

寝ている時のクセなので、なかなか自覚できませんが『歯ぎしり』や『日頃からくいしばる傾向にある人』は要注意です。自分の解らない所で知らないうちに歯を傷つけています。マウスピースをはめる等して、歯ぎしりやくいしばる事をしない様にするのが近道です。

かみ合わせの悪さ

かみ合わせが悪いと歯に変な圧力がかかり、エナメル質の損傷や欠損を引き起こす可能性が高くなってきます。歯と歯茎の境目など目につきにくい場所で損傷する事もあります。
歯列矯正をしてかみ合わせを良くするなら歯の損傷は防げます。

著者:塩屋 謙

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職業は編集・校正、そしてWEBライターでもあります。興味の範囲を広げつつ、様々な記事を書いています。