魅惑のチョコ職人・ショコラティエになるなら【製菓衛生師】がお勧め!|トピックスファロー

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2012年11月5日
魅惑のチョコ職人・ショコラティエになるなら【製菓衛生師】がお勧め!

ショコラティエは、チョコレートに関する豊富な知識や扱いを心得たプロフェッショナルです。修行を積みスキルアップや美的感覚を磨けば、海外での活躍や自分のチョコレートショップを開くことも夢ではありません。まずは第一ステップとなる就職先を見つけるべく、取っておきたい資格などの情報をチェックしておきましょう。

WEBライターのかたわら、週末は雑貨屋めぐりしつつ、最新の文房具収集。…
  

ショコラティエは、チョコ専門のお菓子職人のこと

ショコラティエは、ショコラつまりチョコレートを専門に扱うお菓子職人のことを指します。 女性職人の場合、ショコラティエールと呼ばれることもあります。

チョコレートは品質管理や加工が難しい食材であるため、ショコラティエはチョコレートに関する豊富な知識や正しい扱い方・優れた技能を備えていなければいけません。

チョコレートには、ミルクチョコレートやホワイトチョコレートなど数多くの種類が存在します。 それぞれは砂糖や粉乳など配合成分や含有の割合が異なっており、プロのショコラティエを名乗るならば、その全てを把握している必要があります。 また制作したチョコレートを商品として売り出すためには、味だけでなく見た目にこだわることも重要です。美しいものを作り出す才能、つまり優れたデザインセンスを有していなくてはなりません。センスを磨くためには、生まれ持った才能も関係しますが、やはり日々の弛まぬ努力が肝心です。

代わりとなる資格、製菓衛生師を取得しよう

オリジナリティ溢れる商品を開発したい、手先の器用さや美的感覚に自信がある、根気・粘り強さがある。 こんな方は、ショコラティエに向いていると言えるでしょう。なるためには、製菓調理専門学校など養成学校に通い教育を受けるのが最もスタンダードな方法です。

学校によっては、ショコラティエ科のコースを設けていることもあります。 ショコラティエに特化したカリキュラムが組まれていますが、日本での就職を考えるのであれば、チョコレートに限らず製菓全般を学べるコースを選ぶことをお勧めします。 卒業後の進路は個人の自由ですが、チョコレートを含め製菓全般についてノウハウを学んでおいたほうが、就職先の幅を大きく広げることができるからです。なおショコラティエ専門の資格は、現在のところまだありません。しかしその代わりとなるものに、製菓衛生師があります。

国家資格なので信頼性が高く、就職にも有利!

製菓衛生師の資格は、『食の安全性を保証した上で、菓子類を制作できることの証』となるものです。 国家資格でもありますから、信頼性が高く取得していると就職に断然有利です。

もしどうしてもショコラティエとして活躍したい…と望むのであれば、まずは製菓衛生師の資格を取得して洋菓子店や製菓メーカー・レストランなどに就職し、そこで勤務に従事し修行を積みましょう。日々の努力はかならずスキルアップ&センスアップに結びつきます。

確かな腕と自信がついたら、その経験を活かしてチョコレート専門店へ転職したり、海外への就職も視野に入れてOK。独立して自分のチョコレートショップを開く…というのも大いにアリです。夢が膨らみますね。

チョコレートに魅了されている人は、天職かも!?

独り立ちし、売れっ子になるまでの道のりは険しいですが、それを乗り越えてショコラティエになる価値は十分にあります。なぜなら無限に姿や味を変えられるチョコレートは、「食べる側」のみならず「作る側」をも虜にする魔力を持ったスイーツだからです。

見て嬉しい、食べて美味しい、作って楽しい。それがチョコレートの魅力です。 そんなチョコレートの扱いに精通したプロフェッショナル・ショコラティエを、あなたも目指してみませんか? もしかするとまだ目覚めていないだけで、天職かもしれませんよ。

著者:渡瀬由紀子

WEBライターのかたわら、週末は雑貨屋めぐりしつつ、最新の文房具収集。好奇心を糧に幅広く執筆活動中。
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