口臭は他人のリアクションで判断するしかない
友達や家族、会社の同僚と話しているとき、相手が顔をしかめたり、口元に手を当てていることはありませんか?もし身に覚えがあるなら、貴女の口は臭い、と思われている可能性大です。
お口の臭いは自分では分からないもの。臭いかどうかは、他人のリアクションを見て判断するしかありません。 いくらファッション&メイクばっちり、外見はイイ女でも、イヤ~な口臭がしたら相手にドン引きされますので、ぜひチェックを。
まずは原因を知ろう
口臭の原因は、口内の不衛生、食べ物、病気などさまざまです。まずは原因を知ることが予防と改善の第一歩ですので、心当たりがないかチェックしてみましょう。
- 歯や舌の汚れ
- ネギ科の食べ物(ニンニク、ニラ、長ねぎ、玉ねぎ、ラッキョウ、ワケギ)
- 嗜好品(お酒、タバコ、コーヒー)
- 歯槽膿漏
- 胃の病気
- ドライマウス
- 空腹
誰かに気付かれる前に対策を
いかがでしたでしょうか?口臭の原因はたくさんありますが、自分で今すぐ予防・改善できるものもあります。誰かに気付かれる前(気付かれてしまった後でも)に、すぐ以下の5つの対策を実行してください。
対策その1:歯磨きをする
毎食後かならず磨く。これは口臭対策の基本ですよね。ただし隅々まで丁寧に磨くことを心掛けてください。汚れが残っていると、口臭発生の原因になります。歯の間の汚れにも気をつけて。フロスを使って、食べカスをきちんと取り除きましょう。
あと忘れがちですが、舌に付着した汚れ(舌苔)も口臭を発生させますので、舌ブラシや清潔なガーゼを使って優しく除去してください。
対策その2:口臭予防グッズを利用する
外出先ですぐに歯を磨くことができない場合は、ブレスケアやブレスフィルム、ミントガムなどの口臭予防グッズを利用しましょう。これらを入手することすら困難でしたら、マスクをしてしまうという方法も。臭いものにはフタをしろ、ですね。
対策その3:口を閉じて寝る
睡眠中は唾液の分泌量が低下するため、口内が乾燥(ドライマウス)します。すると細菌が発生しやすくなり、口臭の原因となります。口を開けっぱなしにして寝ると乾燥に拍車がかかるので、さらに口臭がきつくなってしまいます。
疲労で爆酔している時は気が付かないので仕方ありませんが、そうでなければ口を閉じて寝るようにしてください。
対策その4:食べ物や飲み物をお腹に入れる
お腹が空くと胃酸の分泌量が多くなるので、口臭の原因となります。もし「朝ごはん食べてきた?」「お腹空いてない?」などと人に言われたら、空腹で口臭が発生しているサインかも。
相手を不快にさせないためにも、食べ物や飲み物をお腹に入れましょう。もしすぐに食事することが無理なら、アメやお茶、栄養ゼリーなどを買って凌いで。
対策その5:病院へ行く
ちゃんと予防に努めているのに、人から口が臭いと指摘されたら、歯槽膿漏や胃の病気を患っている可能性があります。その場合は自分ではどうしようもありませんので、病院へ行き専門医に診てもらいましょう。適切な治療を受けることで、口臭は改善されます。