乾燥してカッサカサに荒れた手からもちもち肌を取り戻す方法|トピックスファロー

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2013年5月24日
乾燥してカッサカサに荒れた手からもちもち肌を取り戻す方法

ハンドクリームをした直後は大丈夫なのに、少し時間が経つと乾燥してカサカサになる手。乾燥しやすい冬場だけでなく、夏場でも手荒れで悩んでいる人も多いのでは?そこで手荒れの原因である乾燥を防ぎ、もちもちの白い手を取り戻す方法を調べました。

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手は体の中でも乾燥しやすい場所だった

手荒れの原因が肌の乾燥にある事はご存知ですよね。
肌の表面には、皮脂が膜を作り角質層の中にある水分を守っています。

しかし、手は他の場所に比べて皮脂腺が少なく、その分だけ皮脂膜によるバリアーが薄いと言えるでしょう。
しかも水やお湯、紙に触れる機会の多い手は、その度に皮脂膜が剥がされ、水分の蒸発を止める事ができません。

角質は乾燥すると厚くなる

肌は乾燥すると新陳代謝(ターンオーバー)が正常に働きません。
新しい皮膚も生まれなければ、不要になった角質も剥がれない。未成熟なままの皮膚がダメージを受け、より乾燥を促進させる。
不規則にはがれた角質は肌をくすませ、かゆみやひび割れを起こします。

そうして、剥がれ落ちないまま積み上げられていく、乾燥した角質により皮膚はより厚く、より固くなってしまうのです。

気が付かない風も手を乾燥させる原因

エアコンの効いたオフィスで仕事をしていると乾燥が気になります。
しかし湿度よりも気にしなければいけないのは、エアコンの風だという事を知っていますか?

エアコンの使用中は普段よりも、部屋の湿度は低下しています。
さらにエアコンから吹く風が手元にあたっていると、より一層乾燥を進める原因になってしまいます。
気にならないほど弱い風の場合では、本人も気が付いていないまま、乾燥が進んでいる事が多いようです。

赤ちゃんの様な「もちもち」の手を取り戻す方法

何より重要なのは手を乾燥させない事です。
その為には、手の表面を覆う皮脂膜を落とさない事が重要です。

水を触る時は手袋を使う

水や特にお湯に触れる事で、手の皮脂膜は簡単にはがれてしまいます。
短い時間に何度も手を水にさらすと、皮脂膜が回復する暇がなく、乾燥しっぱなしという状態になっています。

手袋はナース用のポリエステル手袋がベスト

ゴム手袋では古くなると固くなり、皮膚をかぶれさせる原因になります。
安全性を考えるなら、ナースも使う使い捨て用のポリエステル手袋を使いましょう。
水仕事以外に、洗髪時にも手袋を使用してください。

角質はとっても取り過ぎない

手が古い角質を残したままだと、有効な成分が邪魔をされ浸透しません
その為、角質ケアクリームなどを利用して、古い角質を落としてあげます。

ただし、落とし過ぎると水分を蓄える健康な角質までダメにして、保湿できなくなる可能性があります。
やり過ぎには注意しましょう。

化粧水を使う

化粧水をコットンにつけて使用する派には、手で直接化粧水をつけると、化粧水が吸収されて均等に濡れなくなる、という方がいます。
それは、逆に考えれば『手も化粧水を吸収する程、乾燥している』とは言えないでしょうか?

もちもちした手にするには、健康な角質層に十分な水分が閉じ込められている事が条件。
特につけるタイミングはありませんが、寝る前や水に触れた後はつけた方がいいでしょう。

ハンドクリームで保護をする

多くの方が利用しているハンドクリームはもちろん大切です。
ただし、ハンドクリームの主成分は油分。
手が乾燥しないようにコーティングする事は出来ますが、砂漠の様に乾燥している皮膚には水分が足りません。

化粧水で水分を補給。その後にハンドクリームで蓋をする。
いわば乳液の様な使い方をすると効果的です。

ハンドクリームの塗り方

最も乾燥しやすい手の甲にたっぷりと置き、両手の甲を合わせてクリームを引き伸ばします。
その後、手のひら、指へとクリームを伸ばしていきましょう。

乾燥している肌は角質がボロボロになっており、肌が敏感になっているため、ピーリング効果のある尿素は刺激が強すぎる事があります。
敏感肌の人は不純物の入っていない、高純度の白色ワセリンを使い、べたつきがなくなるまでふき取る事でダメージを最小限に抑えつつ、油分のバリアー効果を得る事ができるでしょう。

手荒れの改善は続けることが重要

古くなった角質が一掃され、新しく水分を多く含んだ角質層に入れ替わり、初めて効果が確認できますよね。
しかし肌は1日2日で入れ替わるものではありません。長ければ1ヶ月以上の時間がかかる場合もあります。
面倒臭がらずにケアを続ける根気が必要といえますね。

著者:佐久間和夫

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