これを食べればカサつき知らず!乾燥肌を防ぐ3つの栄養
ビタミンA
ビタミンAには、肌の乾燥を防ぐ働きだけでなく、新陳代謝を促進する働きがあります。肌の新陳代謝(ターンオーバー)がスムーズでなければ、古い角質は肌に残り、乾燥しやすい肌を作ってしまうんです。
また、ビタミンAには、肌の奥でコラーゲン生成を促進する働きもありますから、乾燥だけでなくハリのある肌作りに役立つ成分と言えるでしょう。
ビタミンA(レチノール)を多く含む食品 10選
鶏レバー |
14000µg |
豚レバー |
13000µg |
あん肝(あんこうのきも) |
8300µg |
うなぎのかば焼き |
1500µg |
ほたるいか(生) |
1500µg |
しそ |
880µg |
モロヘイヤ |
840µg |
にんじん |
720µg |
すじこ |
670µg |
あゆ(焼) |
480µg |
※数値は食品100g当たりに含まれている成分量を示しています。
ビタミンE
「若返りビタミン」とも呼ばれ、美肌には欠かせない栄養素でもあるビタミンE。ビタミンEには皮脂膜の低下を防いで、肌の潤いをキープするバリア機能を維持する働きがあります。
また、ビタミンEには、ビタミンCと同様に抗酸化作用がありますから、乾燥の原因となる過酸化脂質の発生を抑制します。血行促進作用もありますから、高い乾燥肌改善効果が期待できるでしょう。
ビタミンE(トコフェノール)を多く含む食品 10選
あん肝(あんこうのきも) |
13.8 ㎎ |
すじこ |
10.8 ㎎ |
落花生(煎り) |
10.6 ㎎ |
いくら |
9.1 ㎎ |
たらこ |
7.1 ㎎ |
モロヘイヤ |
6.5 ㎎ |
めんたいこ |
6.5 ㎎ |
うなぎのかば焼き |
4.9 ㎎ |
大根の葉 |
4.9 ㎎ |
西洋かぼちゃ |
4.9 ㎎ |
※数値は食品100g当たりに含まれている成分量を示しています。
タンパク質
人間の体はタンパク質で作られているというのはご存知ですよね!?皮膚ももちろん、タンパク質からできています。そのため、やはりタンパク質を十分に摂取しなければ、健康な肌を維持することはできません。
そして、肌のハリ・弾力を作り出すコラーゲンもタンパク質からできています。
また、肌のバリア機能を維持するために必要な天然保湿因子(NMF)も、アミノ酸からできています。天然保湿因子は、水分を保持する働きがあり、みずみずしい肌を作るには欠かせない成分です。化粧水などで外から水分を与えても、天然保湿因子が不足していると、水分を肌にキープできません。
タンパク質が美肌成分というイメージは薄いかもしれませんが、実は皮膚やコラーゲン、天然保湿因子の材料であり、美肌の元になっているんです。
タンパク質摂取は飽和脂肪酸の摂りすぎに注意!
タンパク質を多く含む食品に肉類がありますが、肉類は飽和脂肪酸を多く含んでいるので、摂りすぎには気を付ける必要があります。
だからと言って、肉類を避けるのも良くありません。肉類はアミノ酸バランスが優れているんです。摂りすぎに注意して、上手に摂取することが必要でしょう。
アミノ酸バランスの優れた食品7選
食品名 |
アミノ酸バランス |
肉類 |
100 |
魚類 |
100 |
大豆 |
100 |
卵 |
100 |
牛乳 |
100 |
プロセスチーズ |
91 |
サトイモ |
84 |