ニキビのメカニズムを知って適切なニキビ予防
ニキビを解決しようとし、間違った解釈のもと間違った方法をとってしまうと肌に負担をかけさらに悪化させる危険があります。ニキビを解決したいのであれば、ニキビのメカニズムを知っておくと良いでしょう。それにより最適な方法をとる事ができます。特に食事面において配慮をするだけでブツブツ肌にならずに済むかもしれません。
では、なぜニキビが発生するのでしょうか?
1つ目には、『ホルモンバランスが崩れる事』が挙げられます。ストレスを感じたり、思春期になると、このバランスに乱れが生じ皮脂腺が活発になります。皮脂そのものは肌を潤すためのものなので大切なのですが、多量に分泌すると汚れが付着し毛穴を塞いでしまいます。それにより炎症が起こり、ニキビができやすい肌になってしまいます。
2つ目には、『ビタミン』の欠如です。特にビタミンA(レチノール・β-カロテン)・ビタミンB群・ビタミンCが不足するとニキビ肌になりやすくなるといわれています。
ですから、ビタミンを豊富に含む食品を摂取する事でニキビ対策に繋がります。
ビタミンA(レチノール・β-カロテン)の多い食品10選
ビタミンAが不足すると肌の角質が固くなります。それにより毛穴が塞がれてしまい中で炎症を起こしニキビになります。
それの防止に役立つ食品がこちらです。
鶏のレバー | 14,000㎍/100g |
豚のレバー | 13,000㎍/100g |
やつめうなぎ | 8,200㎍/100g |
うなぎ | 2,400㎍/100g |
あゆ | 2,000㎍/100g |
ほたるいか | 1,500㎍/100g |
銀鱈 | 1,100㎍/100g |
無塩バター | 780㎍/100g |
発酵バター | 760㎍/100g |
あなご | 500㎍/100g |
モロヘイヤ | 10,000㎍/100g |
にんじん | 7,700㎍/100g |
パセリ | 7,400㎍/100g |
とうがらし | 6,600㎍/100g |
バジル | 6,300㎍/100g |
よもぎ | 5,300㎍/100g |
あしたば | 5,300㎍/100g |
ミニキャロット | 4,900㎍/100g |
春菊 | 4,500㎍/100g |
ほうれん草 | 4,200㎍/100g |
ビタミンB2の多い食品10選
ビタミンB2が欠乏すると皮脂の分泌が抑えられなくなり皮脂過剰という症状を引き起こします。これはニキビになってくださいと言っているような肌状況をつくってしまいます。
豚のレバー | 3.60㎎/100g |
鶏のレバー | 1.80㎎/100g |
豚のじん臓 | 1.75㎎/100g |
せん茶 | 1.43㎎/100g |
乾しいたけ | 1.40㎎/100g |
抹茶 | 1.35㎎/100g |
卵 | 1.24㎎/100g |
玉露 | 1.16㎎/100g |
アーモンド | 1.11㎎/100g |
干しひじき | 1.10㎎/100g |
ビタミンB6の多い食品ベスト10
ビタミンB6が無くなると肌を正常に保とうとする力が弱まり、肌荒れになりニキビ肌へとなってしまいます。予防するにはビタミンB6を豊富に含んだ食品の摂取が大切です。
にんにく | 1.50㎎/100g |
ピスタチオ | 1.22㎎/100g |
こんにゃく | 1.20㎎/100g |
とうがらし | 1.00㎎/100g |
抹茶 | 0.96㎎/100g |
酒粕 | 0.94㎎/100g |
ビンチョウマグロ | 0.94㎎/100g |
クロマグロ/赤身 | 0.85㎎/100g |
クロマグロ/脂身 | 0.82㎎/100g |
カツオ | 0.76㎎/100g |
ビタミンCの多い食品ベスト10
ビタミンCは肌のとってなくてはならない成分です。ビタミンCがコラーゲンの生成を助け、潤いを与え、ターンオーバーを正常化させるからです。なので、ビタミンCが不足すると当然ニキビになりやすくなるのです。
アセロラ | 1,700㎎/100g |
茶 | 260㎎/100g |
赤ピーマン | 170㎎/100g |
芽キャベツ | 160㎎/100g |
黄ピーマン | 150㎎/100g |
パセリ | 120㎎/100g |
とうがらし | 120㎎/100g |
ブロッコリー | 120㎎/100g |
レモン | 100㎎/100g |
かぶ | 82㎎/100g |