満足できる買い物の助っ人!家電製品アドバイザーという資格|トピックスファロー

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2013年5月31日
満足できる買い物の助っ人!家電製品アドバイザーという資格

冷蔵庫やテレビが新三種の神器と呼ばれたのは遠い昔の事ですが、現在も冷蔵庫やテレビを買いかえるのは清水の舞台から飛び降りるようなもの。高ければ性能が良いという事はなく、値段以上の商品が隠れていることも。そんな良家電を選ぶための助けになるのが家電製品アドバイザーという資格なのです。

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お客様に良い買い物をさせる家電製品アドバイザーとは?

テレビ・冷蔵庫・炊飯器・掃除機・洗濯機など、私たちの生活は家電製品無しでは成り立たなくなっています。これらの家電製品は昔に比べれば買い求めやすくなったものの、決して安い買い物ではないので出来るだけ長持ちする上に機能が充実した良いものを買うようにしたいと思うものです。

しかし、家電を取り巻く技術や状況は日進月歩で変化し続けていて、買い替える時だけ家電量販店に行かない人はどれを買ったらいいのか全く見当もつかないという話は珍しくありません。
家電製品購入の際に大きな手助けになってくれるのが、「家電製品アドバイザー」という資格なのです。

家電に精通し、顧客満足度を高める家電製品アドバイザー

家電製品アドバイザーは、一般財団法人・家電製品協会認定センターによって認定される民間資格です。家電製品の販売に当たって、顧客に適切な商品知識や選択のアドバイスを行える知識と顧客満足度の高い接客・コミュニケーションが取れる力がある事を計るのが目的となっています。

家電製品業界は毎年途切れる事なく新製品が発表されるため、買うタイミングによっては「旧機種の弱点をカバーした新機種を買う前に旧機種を買ってしまった」という痛恨の判断ミスを犯してしまう事は珍しくありません。また、評判が悪くても「メーカーが○○だから大丈夫」と安易にメーカー買いしてしまう人も多いものです。こういった判断材料が不足しているお客様に「自信を持って進められる商品はどれか」という選択肢を示唆するのが家電製品アドバイザーの役割なのです。

家電製品アドバイザーの試験

家電製品アドバイザーの資格を取得するためには、マークシート形式の筆記試験を受けなければなりません。試験はテレビ・オーディオ機器・ビデオ・パソコンなどの「AV情報家電」エアコン・冷蔵庫・炊飯器・掃除機などの「生活家電製品」の二種類に分かれます。これにCS(顧客満足度)や家電リサイクル法・容器包装リサイクル法などの法規に関する共通問題を加えた二科目を受けることになります。
試験に合格するとそれぞれ「家電製品アドバイザー(AV情報家電)」「家電製品アドバイザー(生活家電製品)」というように、受けた分野に応じた称号になります。

また、AV情報家電と生活家電製品の試験時間は別々になっているので、一度の試験で両方受けることも可能です。AV情報家電・生活家電製品の両方に合格すると「家電製品総合アドバイザー」という一段上の称号になります。家電製品総合アドバイザーの称号は、「一度の試験でAV情報家電・生活家電製品両方に合格する」、もしくは「受験年度をずらしてAV情報家電・生活家電製品両方に合格する」ことで得られますが、後者の場合は総合アドバイザー資格を取得した年が先に合格した分野に合わせることになります。

受験資格は?

家電製品アドバイザーの受験資格は特に制限はありません。しかし、家電量販店の従業員のような「本職」の人が受験する傾向が強いようです。最近は「カリスマ店員」と呼ばれる、専門知識を供えお客のあらゆるニーズに応えられる売り上げ成績トップの店員が持て囃される傾向があるため、家電製品アドバイザー資格を取得しよう。

資格の有効期間は5年間!

運転免許のように資格の中には有効期間が設けられていて、資格更新の手続きを取らなければ失効する資格があります。家電製品アドバイザー資格も、5年間という資格の有効期間が定められています。更新のためには、認定センターから送られてくる更新講習用のテキストに解答した上で既定のレベルに達していなければなりません。解答したテキストの返送・レベル不足の場合、資格は失効します。

家電製品業界は移り変わりが激しく、5年もあれば主流の商品ががらりと変わってしまう事は珍しくありません。例えばDVDが登場した当時はまだ、VHSビデオが主流でメーカーごとに規格が違っていたので「主流にならないだろう」とみられていましたが、規格争いが落ち着くと瞬く間に映像家電の主流にのし上がりレンタルビデオ店からVHSソフトを駆逐してしまいました。

このように家電製品アドバイザーは、常に最新の家電情報にアンテナを張り知識を蓄え、お客様の求めているものを察知する力を常日頃から磨き、資格に相応しい実力を身に付ける事が求められる資格なのです。

著者:塩屋 謙

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職業は編集・校正、そしてWEBライターでもあります。興味の範囲を広げつつ、様々な記事を書いています。