知らなきゃ損!集客イベントを成功させる4つのポイント|トピックスファロー

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2012年7月30日
知らなきゃ損!集客イベントを成功させる4つのポイント

祭り・催し物は、興味がない人や縁がない人でさえも吸い寄せられるようにひきつけることができる集客の切り札です。しかし、うまくイベントの内容を練りこまないと本当の意味での集客になりません。集客につながるイベントの作り方を解説します。

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千客万来!イベントで集客する方法

小売業・飲食業・サービス業など業種を問わず、商売ごとをうまくやっていくためにはとにかく人の耳目を集めて、来客につなげていく工夫を凝らすことだといえます。

新装開店セールや開店○周年記念セールなどのイベントはそういった集客のための工夫の一つであり、有効性が高い手段であるといえます。
しかし「イベントを開いても集客に繋がらず無駄金を使うばかりだった」ということになってしまった先人も少なくありません。

イベントで集客し、後々の客足につなげていくためには何に注意すればいいのでしょうか?

店のテーマにあった内容を考える

お店には経営者や業種の違いによって、それぞれ十人十色の個性が出るものです。
たとえばメルヘンチックな雰囲気のある手芸店や、静かでゆっくり読書を楽しめるような喫茶店、手ごろな値段でワイワイ仲間と楽しめるビストロレストランというように、個性としてのテーマが生まれ根付いているのです。

この店が持っているテーマを無視してイベントの内容を作ると、一時的な集客にはつながっても長期的な客足にはつながらなくなります。

上の例でいうと、「メルヘンからかけ離れた社会風刺が得意な芸人のトークショーを開く」「人気のあるロックバンドの生演奏」「超高級食材を使ったコース料理を人数限定で提供」というような内容です。
集客のためのイベントで店に興味を持った人は、イベントの内容そのものが毎日店で提供されるものと思ってしまうからです。

多くの人の耳目を引くことはイベントの成否に大きく関わりますが、耳目の引き方を考えないと総合的なプラスに働かないのです。

人数限定・時間限定などで特別感を強める

私たちの最も身近な集客イベントであるスーパーマーケットの大安売りでは、必ずと言っていいほどタイムセールや「おひとり様何個まで」という人数限定の安売り商品があります 。
このような時間限定・人数限定の安売りはどこの店でもやっている当たり前のことのように感じますが、実はイベントでの集客方法としてとても理にかなったものなのです。

ただ商品を値引きするだけだったら大安売りイベントを行う必要はありません。
通常営業の範囲内で行えばいいことです。

つまり、商品の安さに加えてイベントの時にしかできない時間限定・人数限定という付加価値を付けることで希少性を高め、「参加しなければ損!」という特別感を演出しているのです。
希少性や特別感というものは、それだけで購買意欲を煽る効果を発揮します。

客層を広げる工夫を凝らす

お店にはその店に合った客層というものがあります。
デパートで喩えると化粧品売り場なら女性客、紳士服売り場なら男性客、おもちゃ売り場なら子供連れの家族、というようにです。

しかし、客層にそぐわない客は来なくていいというわけではありません。客層に合ってない客には来店するだけの理由があるからです。
例えば、彼氏・彼女の誕生日プレゼントが買いたいから、年下の親戚または自分がほしいから、という理由で化粧品売り場に男性客、紳士服売り場に女性客、おもちゃ売り場に大人一人が来ることがあるのです。

イベントではそういった一見すると店の客層に合わない客も足を運んでくるので、不審の目を向けず応対したり気を引く商品を準備することが大事です。

イベントは大々的に告知しよう

いくら内容を充実させて従業員に接客術を教え込んでいても、イベントがあることを知っている人が少なければ足を運ぶ人も少ないままです。

イベントで集客率を高めるのであれば、新聞のチラシやネットなどのメディアを利用してイベントを開催すること、そして「こういう店がここにありますよ」ということを知らせる努力は欠かせません。
客の立場から率直に言ってしまうと、店は数えきれないほどあるしたまたま通りすがった店でイベントが行われていても時間に余裕がなければ参加してみようという気にはならないものです。
スーパーの安売りのようにチラシで前もって知らせてくれれば、予定をあけてイベントに参加してもよかったと思うこともしばしばです。

客にしてみれば、イベント開催告知などの「得するかもしれない情報」を知らないことは損をしたような気分になるものなので、事前告知はイベントの成否と後々の客足増加にとって重要な条件なのです。

著者:海老田雄三

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芸能、アニメ、ゲーム、音楽あたりが得意分野のはずが、気が付けばなんでも書くライターになっていました。アニメ、ゲームなどのサブカル誌によく寄稿しています。