引っ越し前に知っておきたい騒音に強い部屋探しの4つのコツ|トピックスファロー

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2012年11月7日
引っ越し前に知っておきたい騒音に強い部屋探しの4つのコツ

生活騒音になやまされないためには、部屋探しの段階から気を使わなければなりません。なぜなら物件の材質や構造が騒音の伝達を左右するからです。出来ることなら騒音対策が万全な物件を借りたいものですが、どのような目安で物件探しを行えばいいのでしょうか?

WEBライター
  

騒音に悩まされないマイホームマンションの探し方

我が家は、一日の疲れを癒し明日への活力を養う寛ぎの空間であり、自分の城です。
分譲でも賃貸でも、我が家があるということはそれだけで自由であると感じさせてくれるものですが、マンションの場合はどうしても快適さが犠牲になってしまうものです。
エレベーターなしだと高層階への行き来が苦痛になるし、自転車置き場や駐車場でのトラブルも少なくない、まして隣人や階上の住人が立てる生活騒音が神経を逆なですることは良くあるものです。

住人の騒音で悩まされないためマンション生活を送るためには、部屋探しを入念に行わなければならないのです。

騒音対策は建物の工法で探せ

騒音対策を考えた部屋探しの基本は、何と言っても「建物自体の工法」にあります。
音というのはいわば空気の振動で、材質・工法によっては建物自体が振動を伝えやすくなってしまうからです。つまり、振動が伝わりにくい材質・工法の物件を探すのが騒音対策の基本になるのです。

防音効果が高い工法は、鉄筋コンクリート(RC)です。コンクリートは密度が高く振動を伝えにくいし、鉄筋入りなので建物全体の強度も高いのが特徴です。
鉄筋コンクリートの次に良いのが鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)です。SRCは鉄で建物の骨組みを作り、床・壁を鉄筋コンクリートで作る工法で、RCよりも大型の建物を作るのに向いています。

防音性に期待できない工法は鉄骨造(R)と木造です。骨組みが木か鉄骨が違うだけで、床・壁を木で作るところは同じです。木は密度がそれほど高くないため振動を伝えやすい素材といえます。床や壁に防音効果のある断熱材を入れていても十分とは言えないのが難点です。

壁・床に隙間があると音が響く

鉄筋コンクリート製・鉄骨鉄筋コンクリート製の物件を見つけても安心はできません。床・天井や壁に隙間があるとコンクリート製でも音が響いてしまい、騒音を伝えるもとになってしまうのです。
このような床・天井・壁の隙間は住居の整備性を確保するために用意されているものですが、防音という観点からはあまり歓迎出来ないものといえます。
出来ればグラスウールや石膏ボードなどの防音性の高い素材が据え付けられていることを確認しておきましょう。

床の厚みはあればあるほどいい

上階からの騒音を防ぐには、床の厚みが重要になってきます。床部分のコンクリートの厚みをスラブ厚と言って、スラブ厚が厚ければその分だけ音の伝達が阻害されるし建物の強度も高くなります。

理想的なスラブ厚は27㎝以上とされていますが、建物によっては27㎝以下であることは少なくありません。高層建築ラッシュだった時代の築年数が古いマンションほどスラブ厚が薄い傾向にあり、中古マンションの購入を考えている人は注意しなければなりません。

隣人・階上の住人の質や家族構成も考える

いかに防音性の良い建物でも、近隣の住人が建物の許容量以上の騒音を立てるようであれば意味はないといえます。
例えば、隣人が毎晩大音響でテレビを見ていたり、友人を連れ込んで毎晩のバカ騒ぎをしていたり、階上にやんちゃ盛りの子供が昼夜関係なく走り回るは飛び跳ねるはの大騒ぎで親がろくに注意しなかったり、というように住人の質や家族構成が原因で発生する騒音もあるのです。

このような住人の質や家族構成によって発生する騒音問題は解決が難しいため、出来れば引っ越す前に調べておきたいものです。

著者:海老田雄三

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芸能、アニメ、ゲーム、音楽あたりが得意分野のはずが、気が付けばなんでも書くライターになっていました。アニメ、ゲームなどのサブカル誌によく寄稿しています。