先ずはツボ押しからスタート!
私たちの身体には、約360ものツボ(経穴)があるとされ、東洋医学などでは昔から用いられてきた治療方法の一つです。このツボは、血行や気の巡りを良くすることもでき、健康維持に役立つ治療法ともされています。
ツボは押す部位によって美容にも効果を発揮するため、継続的に行えばほうれい線を改善こともできます。
巨髎(きょりょう)
巨髎は、頬のたるみを改善し、筋肉と肌のハリを良くしてくれます。
そんな巨?があるツボは、両目の下が目印。
黒目の下から指を真下に下げていき、小鼻の高さで止めます。そこが巨髎と呼ばれるツボとなります。
押し方
人差し指を当て、垂直に力が加わるようにして押します。
両頬の巨?を同時に5秒間押して離す、を5回繰り返します。
押す際は、もちろん指の腹を使いましょう。
下関(げかん)
下間は血行を促し、筋肉を引き上げる作用があります。
下間のツボは、目じりから指を耳の穴に向かって滑らせます。すると、くぼむ部分が見つかると思います。口を開け閉めして、その骨が持ち上がれば、そこが下間と呼ばれるツボになります。
押し方
人差し指を当てて、皮膚を頭頂部に向かって押し上げるようにマッサージをします。
マッサージは、あまり強い力でせず、加減して優しくやりましょう。
地倉(ちそう)
地倉は、気の循環を良好にし、肌のツヤやハリを高めてくれるとされています。
地倉のあるツボは、口の角のちょっと外。
口角の外側ですので、一番分かりやすいツボだと思います。
押し方
強すぎず弱すぎず、気持ちよいと思える強さで押します。
両側の口角を同時に5秒押して離す、を5回繰り返します。
続いては、頬の筋肉を鍛えるエクササイズ!
ほうれい線の原因の一つに当たるのが、顔のたるみ!そう、頬の筋肉が衰えたことが原因の一つとされているのです。
頬が弛んでくると、ほうれい線はどんどんと深くなってしまうため、頬の筋肉とされる表状筋を鍛えて、ほうれい線を消していきましょう!
割り箸エクササイズ
割り箸を一膳用意したら、横向きにして口で加えます。
前歯で割り箸を噛んでくわえ、笑顔を作るときのように口角を横に広げます。続いて、割り箸は加えたままの状態で口を閉じたり、表状筋を動かしましょう。
エクササイズの目安時間は15分、ただ割り箸を加えているだけでも効果はありますが、できるだけ動かすようにしましょう。
ペットボトルトレーニング
2Lの空のペットボトル容器を用意し、口の前に構えて持っておきます。
「ホー」と発生しながら息を吐き出します。出しきったら、ペットボトルを唇でくわえて閉じましょう。
お尻に力を入れて、ペットボトルをくわえる唇に力を入れたら、その状態で息を吸い込みます。息を吸いながら8秒数えてください。
身体に入れていた力を抜き、今度はお腹をへこませながら再び「ホー」と息を吐き出します。
これを1日3回繰り返すようにすると、頬の筋肉が鍛えられていくでしょう。
費用がちょっとお高め…エステに行く!
ほうれい線除去に色々試行錯誤したけど、効果がでないという人にはエステがあります。
エステになると、ツボやエクササイズと違って、ちょっとお高めの費用がかかることになるので、どうしてもほうれい線を改善させたいと言う人は、ぜひ試してみてください。
どうしてもほうれい線が目立って嫌という人や、ツボやエクササイズなど時間がかかって待っていられないという人にはおススメではないでしょうか。
ヒアルロン酸注入
ヒアルロン酸を皮膚に注入し、内側から改善させる方法です。
ヒアルロン酸は、皮膚の真皮に含まれていて、肌の柔軟性や弾力性といったクッションの働きがあります。潤いやハリを与えてくれる作用もあります。
ヒアルロン酸をほうれい線の皮下など、皮膚に窪みが見えている部位に打ち込むと、注入部位が膨らんで、ほうれい線が目立たなくなります。
効果は、使用する医薬品により異なりますが、半年から一年となっているようです。