目を見張る合格率!瞳のサポーター【視能訓練士4つのオシゴト】|トピックスファロー

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2012年12月7日
目を見張る合格率!瞳のサポーター【視能訓練士4つのオシゴト】

視能訓練士とは、「見る」ことについて専門的に学んだ、視機能のプロフェッショナル。目に起こった障害によって、見ることが困難になった患者さんが、快方に向かうための手助けをする、指南役なのです。

WEBライター
  

視能訓練士ってどんな資格?

今まで何不自由なく当たり前のように見えていた目が、急に見えにくくなったら不安になりますよね?
そんな、目に起こった問題の原因を究明し快方に導くのが「視能訓練士」です。
オルソプティスト(Orthoptist)、略してORTとも言います。

視能訓練士は、厚生労働省が実施する「視能訓練士国家試験」に合格することで取得することができる国家資格で、毎年2月に東京と大阪の2ケ所で行われ、3月下旬に合格者が発表されます。
受験するためには、高校卒業後、文部科学大臣が指定した学校、または厚生労働大臣が指定した視能訓練士養成所で3年以上、視能訓練士に必要な知識・技能を修得しなければなりません。

2011年度の合格率は、92.4%とかなり高く、また、全国的に眼科医の数に対して絶対数が不足しているため、今後有望な資格だといえます。

視能訓練士のお仕事

病院や診療所、保健所、眼鏡・コンタクトレンズ販売店がおもな活躍の場となる、視能訓練士の仕事は大きく以下の4つに分けられます。

視機能の検査

見えにくくなった目の視機能を検査して原因を調べます。
視機能検査には、以下のような検査があります。

オートレフケラトメーター

角膜の歪みや近視・遠視・乱視の度数を測定することによって矯正視力を検査します。

視力検査

おなじみの上下左右に向いたCのマークや、ひらがなが並んでいる視力表を使って、裸眼視力と矯正視力を測定します。

細隙燈顕微鏡検査

前眼部を観察して、結膜・角膜・瞳孔・水晶体などに異常がないかを検査します。

眼圧測定

眼に空気を吹き付けたり、青い光を当てて眼圧を測定し、緑内障の疑いがないかを検査します。

眼底検査

瞳孔の奥にある眼底を観察して、網膜や視神経を調べ、網膜剥離や緑内障、眼底出血がないかを検査します。
また、眼底は、身体の中で血管が見える唯一の場所のため、糖尿病や高血圧症の検査にも用いられます。

視野測定

視野の広さを計測し、緑内障や視神経に異常がないかを検査します。

視能矯正訓練

目の位置のずれにより、物を立体的に見る両眼視機能に障害が起こる斜視や、眼鏡で視力をカバーできない弱視などの患者さんに対して、視機能を回復するための矯正訓練を行います。

リハビリテーション指導

加齢や、糖尿病などによる生活習慣病、緑内障などの眼疾患により視機能に障害を持つ患者さんに対して、補助具の使い方の指導など、「使える視機能」を生かして生活しやすくする、ロービジョンケアを行います。

眼科検診の実施

高齢者や乳幼児などのケアが必要な地域住民や、学校・職場を対象とした集団検診(視機能スクリーニング)を実施します。

著者:海老田雄三

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