森と湖の国・フィンランドへ
ありのままの大自然が多く残されている北欧。その澄み切った空気が独特の雰囲気を醸し出して、そこを訪れる人を魅了してやみません。
オーロラや北欧デザインの家具など、注目のモノが色々ある中で、ムーミンファンの人もいるのでは?
ここでは、ムーミンの生まれ故郷のフィンランドについて紹介していきたいと思います!
冬が長いからこと、春の訪れが待ち遠しくて、夏にはその暑さを楽しむようにして過ごす・・・
そんな季節の移り変わりの中で、ムーミンの物語も進んでいきます。
人々が自然と共に暮らしているフィンランド旅行に行ってみませんか?
ムーミンのことについて
フィンランド旅行に出発する前に、ムーミンのことを少しお話しましょう。
ムーミンの生みの親であるトーベ・ヤンソンは、フィンランド出身の童話作家。作家と同時に、画家としても高い評価を受けています。彼女が『ムーミンシリーズ』の執筆を始めたのは、1945年のことです。
1作目の『小さなトロールと大きな洪水』からスタートし、全部で9作書かれました。
ムーミンの本当の名前は、「ムーミントロール」。「トロール」は、北欧の神話などによく登場する醜い生き物のことで、今私たちは知っているムーミンのように可愛らしくはありません。作者のトーベ・ヤンソンによって、世界中で親しまれる愛らしいキャラクターへと変わっていきました。
どんなキャラクター?
ムーミントロールはシリーズの中で、中心的なキャラクター。両親と一緒に仲良く暮らす男の子。
好奇心が強くて優しく、勇気がある。思い込んだら、周りのことを考えずに一直線・・・というのが、玉にきず。ガールフレンドは、フローレン。
ムーミンに会えるスポット
フィンランドには、ムーミン好きにはたまらないスポットがいくつかあります!
どこもテンションがアゲアゲになる場所なので、お見逃しなく!
ムーミン谷博物館
ヘルシンキ、トゥルクに次ぐフィンランド第三の都市タンペレは、音楽や演劇などが盛んなことから、「文化都市」としても知られています。このタンペレには、ムーミンの原画コレクションを見ることができる「ムーミン谷博物館」があります。所蔵作品数は、なんと約2,000点!その他の展示物も近年リニューアルされて、子供も大人もより一層楽しめるものになりました♪
ムーミンワールド
トゥルクからバスで約25分のところにあるナーンタリという町にあるのは、「ムーミンワールド」!
入り江に浮かんでいる小さな島が、丸ごとテーマパークになっています。ムーミンの家や仲間たちの家があり、ムーミンたちと記念撮影することができます。子供だけでなく、ファンの大人にとっても童心に返って楽しめるスポットですね♪
基本的には6~8月まで期間限定開園なので、フィンランド旅行の際には、事前確認を忘れずに!
ムーミンショップ
首都ヘルシンキにあるムーミンショップを紹介します。
ショッピングモール「フォーム」内
街の中心部に位置するショッピングモール「フォーム(フォルム)」の中のお店で、文房具やおもちゃ、Tシャツ、食器類などのグッズを買うことができます。種類豊富なので、お土産選びにも便利ですよ。
ヴァンター国際空港内
ヴァンター国際空港の出発ロビー内にあるお店です。店舗が狭いため、それほど豊富な商品を扱っているわけではないのですが、ここでしか手に入らないグッズにあるのでチェックしましょう。買い物するとムーミンのイラスト入りのレシートをもらえます。