ムダ毛を自己処理してる人が知っておくべき5つの肌トラブル|トピックスファロー

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2012年10月12日
ムダ毛を自己処理してる人が知っておくべき5つの肌トラブル

最近は、エステやクリニックで脱毛をする人が多い中で、まだまだ根強い人気なのが、カミソリや毛抜きなどを使った自己処理。いつでもできて便利なのですが、自己処理が引き起こす肌トラブルを知らないと、損をするかもしれません。

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剃毛や脱毛でおこりやすい肌トラブル

カミソリで剃ったり、毛抜きで抜いたり、ムダ毛の自己処理をしている人は多いはず。気になったときにすぐできるし、経済的なのも魅力ですよね。
でも、自己処理は、毛嚢炎(もうのうえん) ・色素沈着・埋没毛・カミソリ負け・内出血などの肌トラブルの原因となるため、注意が必要です。ここでは、その5つの肌トラブルの詳細をご説明します。

毛嚢炎

毛穴の奥で毛髪を産み出す毛包という部分が、ブドウ球菌に感染しておこる皮膚病で、毛膿炎とも表記されます。脱毛によって、毛包から毛根が抜き取られる際に、毛穴から菌が入ってしまうのが原因とされ、肌がジメジメした状態にさらされていると、発症しやすくなるといわれています。

主な症状は、毛穴部分の赤いブツブツや、化膿によってできるうみを持った膿疱で、かゆみや痛みがないのが特徴です。
軽いものは自然に治るのですが、おできのような状態痛みを伴う場合は、皮膚科の受診をおすすめします。

色素沈着

皮膚は、紫外線や外部からの刺激を受けると、大量のメラニン色素を作って、肌を守ろうとします。黒色のメラニン色素が増えることによって、お肌では黒ずみやシミの原因となる色素沈着が起こるのです。

脱毛による色素沈着は刺激が原因のため、脱毛の際は、できるだけ肌への負担を減らすことが重要となります。
また、できてしまった色素沈着は、紫外線によってさらに悪化する可能性があるため、患部のUVケアを心がけ、普段から、ビタミンCを多く摂るなどの、メラニンを抑える対策が必要です。

埋没毛

成長の段階で、毛穴から毛先がうまく外に出ることができずに、皮膚の中に留まってしまうのが埋没毛です。原因は剃毛や、脱毛による切れ毛などで、鳥肌のようなブツブツや、黒い点々が見られます。

基本的に埋没毛は、放置しておくと自然に分解されるのですが、場合によっては、毛嚢炎や色素沈着になることも。また、無理にほじって外に出そうとすると、色素沈着や跡が残るなど、さらなるトラブルの原因になります。
もし、埋没毛が気になるなら、剃毛や脱毛はやめて、除毛や染毛に切り替えるのも一つの手です。

カミソリ負け

カミソリで剃った部分が、ヒリヒリしたり、かゆみが出た経験はありませんか?それがカミソリ負けなんです。
カミソリで毛を剃る際に、カミソリの刃によって皮膚が傷つけられることで、様々なトラブルを引き起こすのです。ひどくなると、炎症をおこして赤くなったり、湿疹や肌荒れの原因にもなります。

カミソリ負けは、カミソリの刃で肌を傷つけないようにすることで予防できます。
まずは、剃る前にお湯で毛を湿らせて、水分を含ませることで毛を軟らかくしておくと、力をいれずにきれいに剃ることができるのです。また、カミソリの刃が肌に直接触れるのを防ぐため、せっけんやセービングフォームなどをたっぷり使う必要があります。
そして重要なのが、切れ味の悪い古くなったカミソリは使わないということです。

内出血

毛抜きなどで、無理に毛を抜くと、毛穴に近い部分の細い血管が切れて、皮下出血を起こすのです。紫斑と呼ばれる赤紫色の斑点が特徴で、できるだけ早めに冷やすことで症状が軽減されます。

毛を抜くことは肌への負担が大きいため、細心の注意が必要です。重要なのは、無理をせずに毛を抜くためには、毛の流れに沿って抜くこと。毛根からきれいに抜けるほか、皮膚の途中で毛が切れることを防ぐことで、埋没毛ができにくくするのです。

著者:安達リス

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本にお茶、お絵かきアイテム、動植物を愛する文字書きです。いろんなものを吸収するべく趣味の範囲を超えたテーマを取材・執筆しています。中の人などいません。