転職サイトには載らない!小規模アパレル会社に就職する方法|トピックスファロー

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2015年7月17日
転職サイトには載らない!小規模アパレル会社に就職する方法

ファッションやオシャレが好きな方なら一度は憧れるアパレル会社の仕事。アパレル会社は他の業種と比べて小規模の会社が多く、なかなかスタッフ募集の情報が入ってきません。小規模アパレル会社への転職にはコツがあるのです。

ファッションライター
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公に募集をしない?!小規模アパレル会社

華やかでオシャレなアパレル系の会社に就職したいと考えている方は多いと思います。でも実際にアパレル系の会社に絞って就職活動や転職活動をしてみても、あまり求人は見つかりません。

実は、小規模アパレル会社のスタッフ募集の情報があまり出回らないのには理由があるのです。ではなぜ求人情報が出回らないのでしょうか?3つの理由を見てみましょう。

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実は新しいスタッフ募集まで手が回らない

小規模アパレル会社の多くは、一人当たりの仕事量が多く、一人のスタッフがいろいろな種類の業務を兼用している場合がほとんどです。特に夜遅くまでの残業や、仕事量が多いアパレルの会社ではその割合は高く、ほとんどの小規模アパレル会社が手一杯の状態です。

それは、経営者も同じで、日々セールスを行う現在のシーズン、生産から上がってくる前回のシーズン、新しいサンプルが仕上がる次のシーズンと、考えることがたくさんあります。そんな手一杯の毎日の中で、スタッフの募集を考える場合でも、なかなか転職会社には依頼をしません。

理由は2つあります。ひとつはもちろん料金です。大手転職会社に依頼をすると、掲載料もしくは採用が決まった際に転職会社への支払いがあります。これが負担になることが理由のひとつです。

そして、もうひとつは書類選考や面接の手間がかかることです。転職会社に依頼をすると、志願者は簡単に見つかるのですが、逆に志願者が多くなり、書類選考で選ぶ時間がかかり、面接を行う場合にも時間と手間がかかります。

実際に私が働いていた会社でも、大手の転職サイトに掲載をしたことで志願者が多く、グループ面接を行うことになりました。たくさんの人数を面接することになった経営者は時間を取られるだけでなく、自身も疲労してしまい、「二度と転職会社には頼まない」と言っていました。

そのため、転職サイトや転職エージェントから仕事を探したとしても、決して見つけることができない小規模アパレル会社のスタッフ募集は多数あります

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経営者はあなたのヤル気を待っている

小規模アパレル会社には明らかに人手が足りていないにも関わらず、残業や休日出勤などをすることで、人手不足をカバーしている会社もあります。
その中で、夫婦だけで全ての業務を行ってらっしゃる小規模アパレル会社の経営者の方に、求人について伺ったことがあります。

スタッフの募集を考えたりはしないのでしょうか?とお伺いしたところ、「ウチで扱っているブランドがすごく好きで、どうしても働きたいと訪ねて来た人になら採用を考えてもいい。」との答えが返ってきました。

そして、数年後に本当に志願者が現れ、採用に至っています。ファッションの仕事を続けることで一番重要なことは、“そのブランドが好き”であるかどうかです。

面接を行う経営者が一番重要視する部分であり、扱っているブランドの雰囲気に合うかどうかを見ています。そのため、ブランドがすごく好きで働きたいと訪ねて来る志願者には、その第一条件がすでにクリアされていると考えることができます。
同じように、会社の状況などタイミングにもよりますが、来る者を拒まないと考えている経営者も少なくはありません。

ほぼ、口コミで決まってしまうスタッフ募集

そして、もうひとつの小規模アパレル会社の特徴が、取引会社や同業者の会社などの繋がりがとても強いことです。展示会などを行う会社であればバイヤーの方と話す機会があり、雑誌などの貸し出しをしているPR業務であれば、編集部やスタイリストと接する機会があります。その他、仕事外でもプライベートで会う同業者の友人も含めると、たくさんの方と接する仕事です。

そんな方達との会話の中で、“スタッフを募集しようと思っている”と話題に出ると、口コミや紹介などで、採用者が決まってしまうことがあります。そして、経営者側も◯◯さんの紹介だから信用できると言う理由で、簡単に採用とすることもあります。

募集をかける前に希望者が現れ、そのまま採用決定されたことは頻繁にあります。

働きたい!就職をする為の有効な方法は?

では、どのようにすれば小規模のアパレル会社で働くことができるのでしょうか?スタッフ募集がされていない場合や情報が得られない場合は、こちらから動く必要があります。その方法を3つご紹介致します。

ダメ元でも、直接連絡をしてみる

まず、最初に効果的な方法は、スタッフ募集をしているかとにかく直接聞いてみることです。連絡を取ってみることで、その会社の募集状況や今後の予定などを詳しく聞くことができます。どうしても働きたい希望の会社がある方には一番効率のいい方法です。

また、経営者にもよりますが、募集はしていない場合でも面接を行ってくれる会社もあります。好印象であれば採用してもらえる場合もあれば、スタッフが不足した際に連絡をくれることもあります。

実際に私も、スタッフ募集は正式にされていない時期に面接をしてもらい、1年後に事業拡大のための人員として、入社の声をかけて頂いたことがあります。

また、普段読んでいるファッション雑誌にも活用方法があります。ファッション雑誌には気になった商品やブランドの問い合わせができる掲載商品の問い合わせ一覧のページがあります。気になったブランドや働いてみたいブランドがあれば、ここから問い合わせをしてみることも可能です。

最初は、もちろん採用担当の方とは違うスタッフが電話に出るとは思いますが、事情を話すと担当者に繋いでもらえることや、折り返しの電話をもらえることがあります。

インターネットのホームページなどで連絡先を探すことも可能ですが、まだまだホームページを持っていない小規模アパレル会社もあります。また、2回線以上の電話番号を持っている会社であれば、 雑誌に載っている一般の方からの問い合わせが多い電話番号にかけましょう。こちらの方が電話に出たスタッフの対応が良いことが多いです。

実際に、東京コレクションに参加しているブランドのデザインアシスタントに就いた友人がいます。彼は、東京ファッションウィークに参加したブランドがたくさん載っている雑誌の問い合わせ一覧より、上から順番に電話をかけていき、数社へ面接のアポイトメントをとっていました。その面接を受けた会社への就職を実現させています。

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このように、スタッフ募集をされていない場合でも、採用される可能性はあります。 まずはこちらから行動することが大切です。

セールの会場で募集されるケースも

小規模アパレル会社がサンプルセールやファミリーセールなどを行う場合、セール会場内でスタッフ募集の掲示をしていることがあります。

スタッフを募集したい会社側が優先することは、取り扱いブランドが好きであるかどうかです。自社の取り扱いブランドを好きな人が集まるセール会場であれば、効率よくスタッフの募集を行うことができます。また、セール会場での掲示であれば、掲示料金などもかからないので、会社に取っては都合のいい告知場所になります。

実際に私が働いていた会社では、サンプルセールの会場でスタッフ募集を行っていました。告知を見る方は自社のブランドを好きな方なので、反応も良かったことを覚えています。

好きなブランドで働きたい場合は、できるだけセールに参加し、スタッフ募集の告知がないか確認してみましょう。また、スタッフの方と話せるチャンスがあれば、働きたい希望を伝えてみると情報が得られるかもしれません。

先ずはアルバイト、インターンから社員へ

小規模アパレル会社でもアルバイトやインターンを募集していることがあります。募集の情報は、ホームページやファッション系ニュースサイトが多いですが、デザイン系専門学校の掲示板にも載るなど、ファッションの情報が集まるところをチェックしましょう。

また、スタッフ募集をしていない会社であっても、アルバイトやインターンであれば働かせてもらえる場合があります。アルバイトやインターンの機会を得るコツは、直接連絡を取った際などに、とりあえず履歴書を送らせてもらう許可を得ることです。

履歴書を送れば、いつか人手が足りない場合やインターンの募集をする際に声をかけてもらえることがあります。私も東京コレクションに参加しているブランドへとりあえず履歴書を送っておいたところ、インターンのお誘いを頂きました

小規模アパレル会社は他の仕事などに比べると辞める方も多く、入れ替わりが激しいことでも有名です。アルバイトやインターンであっても、働きたい会社に入れば、いずれチャンスが来る可能性は高いです。

実際に私の働いていた会社でも、多くの方がアルバイトから社員として採用されたスタッフがたくさんいました。

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アパレル会社への就職は小規模会社が狙い目!

アパレルの会社に就職を考えてる方は、小規模のアパレル会社も視野に入れてみては如何でしょうか?情報が手に入りにくく、採用を得るためには大変な部分もありますが、その分競争率は低いです。

自分が好きなブランドや働きたいブランドが、比較的小規模な会社であっても、諦めずにアタックしてみましょう。

著者:yu-ki

ファッションライター
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英国にてロンドンコレクションブランドでのデザインアシスタント経験後、東京コレクションブランドのセールススタッフ、海外ブランドのPR会社を経てファッションライターに。
ファッション業界の内部での活動から得た情報やファッション業界だけの常識など、他の業界とは違う特殊な世界をご紹介致します。