1944年6月22日、独ソ不可侵条約を一方的に破って、ソ連領内に侵入したドイツ軍、両国の存亡を賭けた大戦争と発展した独ソ戦。開戦時の国境の一つが現在はベラルーシ領内のブレストです。そんなブレストの街を歩いてみましょう。
ダンチヒと呼ばれていたポーランドの北部の港湾都市、グダンスクはドイツとの帰属を巡って第二次世界大戦が勃発しました。街中には第二次世界大戦のドイツ軍による最初の攻撃が行われた場所が残っています。
ベルリン市街だけでなく、郊外にもナチス時代の負の遺産が残っています。ゼーロウ高地博物館を紹介します。共産圏だった東ドイツ時代の素朴な雰囲気が残る街にも足を伸ばしてみましょう。
第2次世界大戦末期の西部戦線、ベルギー南部の深い山林に覆われたアルデンヌの森で、残存兵力を総動員したドイツ軍による最後の反撃がありました。不意を突かれたアメリカ軍は苦戦を強いられます。「バルジの戦い」と呼ばれた、最大の激戦地が観光地となっています。
ベルリンの象徴であるブランデンブルグ門は、いつも多くの観光客で賑わっています。ブランデンブルグ門から徒歩圏内の周囲には、ナチス時代の遺産がたくさんあります。前編ではブランデンブルク門の西側を紹介します。
アムステルダムには、世界的に有名なアンネ・フランクの博物館があり、毎日長蛇の列ができています。入場するのに2時間以上待たされるのことも珍しくありません。しかし、アムステルダム中心部や郊外にも第二次世界大戦中のオランダを伝える博物館があります。
19世紀には「世界の工場」、「太陽の沈まない国」と言われ、世界の中心だったイギリス。20世紀には苦戦しながらも2度の世界大戦を勝ち抜きます。首都のロンドンにはそんなイギリスの戦争を伝える博物館がいくつかあります。
アムステルダムは、アンネ・フランクの博物館が世界的にも有名です。アンネ・フランク以外にもレジスタンス博物館、ユダヤ人街など、第二次世界大戦中の痕跡が残る場所があります。アムステルダムの地図を片手に歩いてみましょう。
1944年9月、オランダの南東部に位置するアーネムは、イギリス軍空挺部隊とドイツ軍による激しい戦闘の舞台となりました。この戦闘は、映画「遠すぎた橋」(1977年公開)で描かれており、アーネムの街には今も当時の痕跡が多数残っています。
第2次世界大戦中、ロンドンはドイツ軍の激しい空襲に見舞われました。しかし、ロンドン市民の士気が衰えることはありませんでした。ロンドンの中心部には、当時のエピソードが残る場所があります。ロンドン観光のついでに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。