【子供の騒音】もめないマンショントラブル解消法【メンタル保全にも】|トピックスファロー

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2012年12月25日
【子供の騒音】もめないマンショントラブル解消法【メンタル保全にも】

小さな子供のいる家庭と静かな暮らしを希望する子供のいない家庭が上下の階や隣り合う部屋に住んでいると発生しやすい騒音トラブルはなかなか解決が難しいため、近所同士の仲がこじれてしまうこともしばしば。ストレスなく問題を解決するためには騒音加害者と騒音被害者それぞれが子どもの騒音にどう向き合うかを考えることが重要です。

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実は騒音加害者かも?子どもがいる家庭に必須の騒音対策

騒音トラブルは、騒音加害者側が隣近所の住人に生活音などの騒音被害を与えている意識が薄かったり、自覚が無いことがトラブルとして発展させてしまうことが多くあります。

つまり、隣近所の生活環境への配慮が足りないことが騒音トラブルをこじらせてしまう問題だと言えるのです。

小さな子供を持つ家庭の場合は子どもがいない家庭よりも生活音が大きいことをまず自覚する必要がありそうです。
次に、自分の家庭から発せられる生活音を“子供のことだから仕方がない”で片づけるべきではありません。
それが本当に仕方なかろうが他人に騒音を押し付けている事実はかわりないからです。

子どもにマンションに住む上でのマナーを教える

子供が幼かったとしても、自分たちの住んでいるのは集合住宅で、マナーがあることを知ってもらわなければいけませんし、“隣近所に配慮すること”、“静かにする事”のマナーを自分の子どもにしつけることはマンションなどの集合住宅や住宅密集地に住む以上は妥協できない大前提でもあります。

子どものだす騒音を許容する教育方針が根本的に間違いなのかどうかなのではなく、ただ集合住宅にはふさわしくないと言えるのです。

しかし、直接的な騒音の原因でもある子どもへのしつけは簡単ではなく、さらに時間がかかることが考えられます。子どものしつけ以外にも、生活音による騒音トラブルを未然に防ぐ防音対策や子供を育てていくにふさわしい環境や物件探しが大切になります。

子どもの騒音にある程度寛容な物件を選ぶ

マンションなどの場合、これからの生活を踏まえた物件探しがポイントとなりますが、子どもが小さい場合は、騒音対策が取られている物件であることや、すでに入居している家庭の形態をリサーチしましょう。

他にも子供が多数居住しているマンションは子どもの騒音に比較的寛容であるかもしれません。
また建物の作りも鉄筋コンクリート造りであったり、防音素材が床や壁に施されている等、強固な防音対策が取られている物件が望ましいと言えます。
下に階の無い一階は子どもの立てる足音にもそれ程敏感にならなくても済むでしょう。

仲介業者に子どもがいる家庭におすすめの物件を希望すると良いでしょう。

生活音を最小限に抑える対策は必須

小さな子どもとの暮らしは生活音がおおきくなりがちなことは、居住空間が密集しているマンションでは特に配慮するべき点と言えます。

なるべく音を遮断する工夫は必ずするべきでしょう。

音漏れ対策 チェックポイント
厚手の防音マットやカーペットの下に防音シートを敷く。
隙間テープの活用、厚地のカーテンが◎。
ドア 隙間テープを活用すると防音効果がUP。
クローゼット・押入れ 物を詰め込むと防音対策に◎

ノイローゼ防止にも。子どもがいない家庭がとるべき騒音対策

一人暮らしや子どもがいない家庭にとって子供のいる家庭の騒音は耳障り以外の何でもない事も多々あります。
本当にうるさいのですからそう思っても仕方ありませんが、しばしば騒音トラブルを引き起こす発端ともなる子どもの一面は、犬が吠えたり、猫が鳴いたりすることと同じようなもので、生理的に近い面があるともいえるのではないでしょうか?

しかし、子どもは家庭外の公共の場でも“静かにしていること”が求められています。
(騒音の程度にもよりますが)それを、あなたを始め一部の大人にとって“騒音”だから、家でも静かにしているべきということはどういう事なのかを一度考えてみても良いかもしれません。

子どもの存在がないと騒音トラブルの発生が激減すると考えられるため、彼らは騒音被害者にとっての騒音メーカー。
しかし、見た目がいくら騒音メーカーだとしてもうるさい子どもやうるさい犬の本当の姿は騒音被害者と同じ生き物であって“騒音メーカー=モノ”ではないのではないでしょうか?

音から生活空間を守る工夫をする

また、現在は騒音被害者となっている人たちも彼らと同じ時期を過ごしてきました。
騒音被害者にだって何かを伝えるために泣くことしかできない赤ちゃんの時期はあったのです。

今までに自分から発せられた物音が他の人にとって騒音ではなかった保障は無く、自分は良いけど他はダメということにはなりませんよね。

防音パネルや壁への家具配置等自分でも可能な防音対策はあるので実践してみるのも良いでしょう。

騒音に悩まされない物件を選ぶ

子どもの声などに悩まされない静かな生活環境を第一条件として求めるのなら、住居を決めるにあたって重視したいポイントはいくつかあります。

 point1  子どもがいないマンションを選ぶ

正確には“子どものいなさそうなマンション”となります。
シングル向けや子供をもたないDINKS向けのマンションなどがそれに当たります。

間取りでは、ワンルームや実用よりお洒落さを重視したデザイナーズマンションなども子どもの騒音に悩まされることが少ないと言えます。

また、最上階は、上の階が無いので天井の足音に悩まされないメリットがあります。

 point2  物件のある地域を選ぶ

住宅密集地は避け、近くに小学校や中学校が無い、もしくは少ない地域は子どものいる家庭にとって不便な環境となります。
また地価や物価が高く、大きな繁華街があるなど子どもにとって安全とは言えない地域ももちろん、子どものいる家庭が少ない傾向にあります。

『うるさいものはうるさい』がどうしても我慢できないなら

静かな暮らしを求めるあまり、子供にはいかなる時も静かにしていることを強要するのなら、マンションなどの集団住宅での暮らしに向かないと言えます。

子どものだす騒音でメンタルが蝕まれるほどのストレスならば、心身の健康のためにも引っ越しで解決するのがベストかも知れません。

著者:加賀原まこ

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