【メール便のデメリット】通販の発送方法を値段だけで選ぶのはNG|トピックスファロー

  • 未経験OKのフリーライター求人
2012年5月22日
【メール便のデメリット】通販の発送方法を値段だけで選ぶのはNG

通販の発送方法には、宅配便とメール便があります。メール便を利用するか、宅配便を利用するかで迷ったことはありませんか??
メール便なら料金がグッと安くなりますよね!?でも、メール便は安いだけあってデメリットもあるのでしょうか??
メール便は、リスクを理解した上で利用する必要があるでしょう。

取材ライター
  

【メール便って何?】

メール便とは、荷物のタテ・ヨコ・高さ(厚さ)の合計が70cm以内、重さが1kg以内のものに適応する輸送サービスの一つ。
「クロネコメール便」(ヤマト運輸)や「飛脚メール便」(佐川急便)などがあり、メール便という呼び名ではありませんが、日本郵便の同様のサービス「ゆうメール」もあります。

商品がメール便で送ることができるものは、上記のサイズに対応していなければいけませんが、通販でも商品をメール便で送ってもらうことができるようになっています。

【メール便のメリット】

メール便のメリットは多数ありますが、なんと言っても安い!! メール便はサイズによって80~240円と料金が異なりますが、全国一律の料金設定となっています。そのため、距離による料金の違いを気にする必要がないのです。
(距離による送料の違いはありませんが、到着までにかかる日数に違いがあります。)
メール便は料金が安いので、メール便の利用の場合は送料が無料になる通販サイトも多数あります

また、メール便は自宅の郵便受けに投函されます。受け取りのサインなどが不要なのです。
そのため、留守の多い人は、不在中でも郵便受けに投函してもらえるので、受け取りやすいというメリットがあるでしょう。

配達状況を問い合わせることができ、発送されたのかどうか、荷物が投函されたかどうかを問い合わせることもできます。

【メール便のデメリット】

送料を安くできるメール便ですが、以下のようなデメリットもあります。

送れるものが限られている
サイズ・重さにも制限がありますが、郵便私書箱宛や信書は送ることができません。

相手が受け取ったのかどうかを確認することができない
メール便を郵便受けに投函したかどうかを確認することはできますが、実際に相手が受け取ったかどうかを確認することはできません。

補償がない
万が一破損や紛失があった場合には、運賃のみ補償されますが、商品の補償はありません。
また、メール便は直接手渡ししませんから、郵便受けに入らない場合には玄関においてあったり、ドアノブに引っ掛けてあったり…ということがあるようです。そのため、盗難の可能性があると言えるでしょう。(盗難の場合にも、もちろん補償はありません。)

配達日の指定ができない
メール便は配達日や時間の指定ができません。

【通販にメール便は向かない!?】

メール便を利用する場合には、代引きは適応されませんから、支払い方法を代引きにしたい場合にはメール便ではなく宅配便の利用となります。

メール便は、紛失や破損があった場合に運賃の返金程度の補償しか受けられません。また、配達が遅れた場合の補償もありません
そのため、補償の必要があるものはメール便に適さないと言えるでしょう。
通販の場合は高額な商品になればなるほど、メール便は適さないと言えます。

メール便に対応してくれる通販サイトでは、次のような注意事項を掲載しています。

「メール便での発送は、紛失・破損等が発生しても、当店は一切の責任を負いかねます」
「万が一メール便での発送で紛失などが発生しても、ご返金は一切致しません。」
「紛失や破損がご心配な方は、宅配便をご利用ください。」

など。

「まさか紛失や破損なんてないだろう…」なんて軽く考えてしまいがちですが、大丈夫な可能性もありますが、もしトラブルがあった場合に、補償されないということを覚えておく必要があるでしょう。

著者:和田ちえみ

取材ライター
アイコン
三度の飯より書くこと聞くことが好き。インタビューやプロフィール作成、企業社内報など堅い文章も書けます。人の話を聞き、それをまとめるお仕事が多いです。