インプラントの大敵!歯周病を予防するための10の方法|トピックスファロー

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2012年4月24日
インプラントの大敵!歯周病を予防するための10の方法

インプラントの大敵である歯周病予防に欠かせない10のことを紹介しています。インプラント治療は歯周病では受けることができませんし、半永久と言われているインプラントも歯周病があると長持ちしません。自分の歯を維持するためにも、インプラントを維持するためにも、歯周病予防が欠かせないのです。

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1.よく噛んで食べる

歯周病予防だけでなく、肥満予防・脳の活性化などにおいても、よく噛んで食べることは大切です。
噛むことで唾液が分泌されますが、よく噛まないと十分に唾液が分泌されずに、口の中の細菌が増殖しやすくなってしまうのです。

早食いの人は、よく噛んで食べるように注意しましょう。また、柔らかいものばかり食べる食習慣を改善することも大切でしょう。

よく噛むことも、口の中を清潔にするために不可欠なことなんです。

2.ストレスを解消する

「ストレスは万病の元」とも言いますが、口の中の健康にもストレスは悪影響を及ぼします。
ストレスで免疫力が低下してしまうと、歯肉が歯周病菌に負けて歯周病にかかってしまうんです。
もちろん、免疫力があっても細菌が多いと歯周病にかかりやすくなります。免疫力の維持と細菌を増やさないことが歯周病予防には大切なのです。

口の中を清潔に保つことだけでなく、定期的にストレス解消することを心がけて、口の中の免疫力も低下させないようにすることが必要でしょう。

3.甘いものを頻繁に食べないようにする

甘いものは虫歯の原因になることは良く知られていますが、歯周病の原因にもなります。
甘いもの(糖分)は、細菌の栄養分になります。細菌は糖分をもとにして歯垢を作りだすため、歯周病の原因になってしまうんです。
歯周病予防には歯垢の除去が不可欠ですから、歯垢を作らないように気をつけることも大切でしょう。

特に、甘いものを頻繁に食べたり、だらだらと食べたりすることは歯垢を作りやすくしてしまうので注意が必要でしょう。間食は時間を決めてとり、食べたら歯磨きをするようにしましょう。

4.十分に睡眠をとる

歯周病は体の状態とも関係しています。そのため、寝不足などで疲れが溜まっている状態では、歯周病に感染しやすくなるんです。

「ついつい夜更かししてしまう」と言う人は、要注意です。生活習慣の乱れは、食習慣の乱れを招きやすいですし、疲労を蓄積する原因になりやすくなります。
規則正しい生活を心がけ、睡眠不足にならないようにしましょう。

5.口呼吸を改善する

口呼吸は、歯周病になりやすくなる習慣の一つです。口呼吸と歯周病に何の関係があるの?という人も多いと思いますが、口呼吸は口の中の乾燥を招くために、歯垢をつきやすくしてしまうのです。

また、口呼吸はいびきの原因になりますし、病原菌や乾燥した空気をそのまま吸い込んでしまいますから、風邪をひきやすくなるというデメリットがあります。
また、たるみを引き起こしやすいという美容へのデメリットも指摘されています。

口呼吸の改善は簡単なことではありませんが、口呼吸を改善できる器具なども販売されています。歯科で相談するのも良いでしょう。

6.太りすぎに注意する

体型と歯周病は、全く関係なさそうな感じがしてしまいますが、肥満と歯周病は密接に関係しています。肥満の人に歯周病の人が多いという報告もあるそうです。

内臓脂肪が作り出す物質(TNF-α)には、炎症を引き起こしたり、炎症を悪化させる作用があり、歯周病に限らず体の炎症を悪化させやすくします。
つまり、内臓脂肪が多い人ほど炎症が起こりやすく、悪化しやすいのです。

歯周病も、内臓脂肪の多い人ほどかかりやすく、悪化しやすいため、歯周病予防には肥満にならないように注意する必要があります。

7.タバコを控える

タバコは歯肉の血行を悪くして、歯肉の抵抗力を低下させてしまいます。そのため、歯周病にかかりやすく、悪化しやすくしてしまうのです。

タバコは、口の中だけでなく全身の健康に悪影響を及ぼしますから、吸わないことが1番でしょう。
インプラント手術前後も、喫煙は禁止されます。今後インプラント手術を考えている人は、事前にタバコを減らす(やめる)準備をするのも良いでしょう。

8.定期健診を受ける

歯周病は、知らないうちに進行してしまうこともあります。痛いところがなくても、半年に1度は歯科医院で口の中の健康をチェックしてもらうと良いでしょう。

歯周病は初期段階では症状がほとんどありません。症状が出る頃には進行してしまっている可能性が高いのです。

歯周病は早めの治療が大切です。進行すると抜歯しなければならなくなるのですから、自分の歯を維持するためにも、歯周病予防のための定期的な検診が欠かせないでしょう。

9.マウスウォッシュを使用する

マウスウォッシュ(うがい薬・洗口剤)は、口の中の細菌を減らし、歯垢の蓄積を防ぐ効果があるとされています。
もちろんブラッシングとの併用が必要ですが、歯周病予防に効果があるということがわかっています。

勘違いしている人が多いのですが、マウスウォッシュは歯周病を治す効果はありません。あくまでも予防です。
また、歯磨きを正しく行なう必要もあります。マウスウォッシュの効果をあてにして、歯磨きがおろそかになっては意味がないのです。
正しい歯磨きに加えて、マウスウォッシュを取り入れて、歯周病予防の効果を高めましょう。

10.自分の口の健康状態に適した歯磨き粉を選ぶ

歯磨き粉の成分は、商品によって異なります。ただ歯の汚れを防ぐだけではないんです。

歯磨き粉には、歯垢を分解する成分の入っているものや殺菌作用のあるもの、血行促進効果のあるものなどさまざまです。自分の口の中の健康状態に合った歯磨き粉を選ぶことも大切でしょう。

もちろん、歯磨き粉は正しく歯磨きを行なって初めて効果が現れるのですから、正しい歯磨きに加えて自分に合った歯磨き粉を取り入れるようにすると良いでしょう。

著者:佐久間和夫

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WEBライターです。型にはまらず様々な情報を発信していきます。好きなものは酒、おつまみ、自転車。