ネットの不動産サイトには空き物件がたくさん!失敗しない契約のコツ|トピックスファロー

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2014年8月7日
ネットの不動産サイトには空き物件がたくさん!失敗しない契約のコツ

ネットで不動産を検索するとたくさんの物件が出てきます。しかし、問い合わせをすると実際には扱っていない不明な空き物件が多数です。また、ネットで即契約をすると汚れや付属品の不備で、退去時に請求されることがあります。こちらでは、ネットで探した物件を契約する際にはどうしたら良いのかご紹介します。

取材ライター
  

不動産会社が把握しない物件

今はネットで日本各地の不動産を瞬時に検索出来ます。
敷金・礼金・家賃は金額指定をすれば、自分が払えるだけの物件が表示されて便利です。また、内部の写真も掲載されているので、実際に行かなくてもある程度の生活をイメージすることが出来ます。
意外と空き部屋が多いことから、何だか、明日からでも地方から東京に移り住めそうな気がします。
しかし、これは意外に便利そうでいて、危険なのです。
実際、インターネットで検索した物件が希望で、不動産屋にメールや電話をすると、サイトに掲載されていた物件はもういっぱいになっているので、別の物件を勧められることがあります。
しかし、これはおかしいです。今、目の前にサイトに表示されている情報は何だと言いたくなります。実際、そのように聞く人も多いのですが、その場合、どちらのサイトに掲載されている情報なのかと聞かれることも少なくないのです。
結果的に、調べると言われて全く連絡が来ないケースや、やはり扱っていないと言われるケースもあります。
何故、こんなことになってしまうのでしょうか。

提携先が多すぎて実際の空き物件が不明になるケース

同じ○○ハイツ101号室の空き物件の写真が5サイトで検索出来ることがあります。
しかし、ある会社に電話すればいっぱいになっていると言われ、別の会社に電話すれば空き物件と言うこともあります。
これは、仲介や提携先の不動産会社間の連絡が引き届いていない時に発生するケースです。また、サイトの更新会社に運営を任せている場合は、すぐに情報を書き換えることが出来ないのです。また、不動産サイトはたくさんあるのに、仲介や提携先サイトが多過ぎて実際はどこの不動産会社が扱っているのか不明物件になるケースもあります。

ネットで検索した物件を即契約は危険

しかし、ネットで検索した物件を見て問い合わせて、似たような物件を即契約しようと申し込むケースも増えています。インターネットのクレジットカードで入金が出来るサイトも増えているので、利用者としては面倒な手続きをネットで済ませられると言う利点があるからです。
ネットで契約する場合は、ネット振込かクレジットカード決済で対応して、書類は郵送で送られて来た書面に記載して送付するケースがあります。
中には連帯保証人は必要ではなく、審査会社の審査料を振り込むケースもあります。連帯保証人が立てられない人は、お金さえ出せばネットで簡単に契約が出来るので申し込んでしまうことがあります。
しかし、振り込め詐欺とは言わないまでも、仲介や提携先の物件で情報が古くて空き室ではなかったと言うこともあります。また、きちんと契約が出来ても、写真で掲載されていた内部の模様とは異なり、付属だと思っていた家電がないとか、新築っぽい綺麗な内装がとても汚れていることがあります。
不動産関連の契約で一番問題なのは、実際に住む家の内部を見ないことなのです。もちろん、生活するのに不便だとか言う問題だけではないのです。汚い内装や、取り付け家電がない場合は請求され、自分が退去する時に支払わなければならないからです。
この為、ネットだけの情報で安易に契約までしてしまうのは、危険なのです。

契約の際には物件の不備を記載

しかし、ネット契約の全てが悪いのではなく、上手く利用すれば時間や費用を削減出来るので、やはり利用したいです。それでは、ネットの情報や検索を上手く活用して契約してみます。
まず、気になる物件を検索して、その中から5物件程ピックアップしてみます。そして、電話で不動産会社に連絡をします。何故、5物件なのかと言うと、5件中全てが空き物件と言うことも少ないはずです。また、1件が空き物件と言われた際に、他の4件の情報を伝えれば、不動産会社が押し付けたい物件を回避出来るからです。さすがに、5件聞いて全てが空き物件だと答える不動産会社は信用出来ないので、その場で電話を切りましょう。
また、メールだと問い合わせからかなり時間が過ぎてしまう欠点があります。また、実際の空き物件情報が分からないので、電話がおススメなのです。
そして、契約の際には交通費を払っても不動産会社同伴で物件の下見をする必要があります。もちろん、契約金は自分の目で物件を見てきちんと納得してから、契約書にサインをして申し込みます。
ここで物件に汚れや付属品の不足があれば、きちんと文書に記載しておきます。2枚綴りになっている入居の際の付属品や汚れに関しての書類に記載して、不動産会社に1枚送付して1枚は自分が退去するまできちんと保管しておきます。そうすれば、退去の際に余分は出費を抑えることが出来ます。

著者:和田ちえみ

取材ライター
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三度の飯より書くこと聞くことが好き。インタビューやプロフィール作成、企業社内報など堅い文章も書けます。人の話を聞き、それをまとめるお仕事が多いです。