いざという時に緊張しないための7つの原則|トピックスファロー

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2012年6月20日
いざという時に緊張しないための7つの原則

程よい緊張感は会話にメリハリを生み出しますが、過度の緊張は焦りやどもり、物忘れなど失敗の原因になってしまいます。緊張が高まりすぎると、大事な会議やプレゼンの時などに失敗して取り返しの付かない結果を招かないようにするには?

WEBライター
  

大事な場面での緊張の解きほぐし方、教えます

誰しも必ず一度は「人生の大舞台」に立つ時が巡ってくるものです。そして、大舞台に立った時にいかに振る舞うかが、その人の器を決めるといっても過言ではないでしょう。

人生の大舞台に立つということは人生の岐路に立つということでもあり、「失敗できない」というプレッシャーが掛かるものです。会議や取引先へのプレゼンなどで失敗しない為の緊張を解きほぐす方法を紹介します!

1.発表の前にトイレに行こう

緊張を緩和させる為には、身体をリラックスさせるのが一番です。
しかし、リラックスを意識しすぎて逆に緊張感が高まってしまった経験はありませんか?

リラックスは頭で考えてするものではないのです。

リラックスするには、事前にトイレに行って用を足すことが効果的です。用を足す時は身体が自然と緩まって、ほっ、と肩の荷が下りたような気持ちになります。これこそがリラックスしている状態です。
ただし、緊張感が過度に高まっていると出るものも出なくなるのがこの方法の欠点といえます。

2.自分を第三者の視点で眺めてみよう

自分が緊張している状態と、他人が緊張している状態を比べれば、間違いなく自分が緊張して居ることの方が深刻な状況と言えます。

つまり、誰でも他人の緊張は大したものではないと感じているのです。

緊張感が高まりすぎた時は、自分の緊張を第三者として眺めてみましょう。
意外とつまらないことで緊張しているように感じられて、力が抜けてくるものです。

このような「自分を第三者の視点から眺める」ことは、緊張からの開放だけでなく悩み事で行き詰った時などにも有効な方法となるのです。

3.笑顔を意識して作ってみる

緊張しきっている時、自分がどんな表情になっているかを意識したことはありますか?

過度の緊張状態では、自分の表情がどうなっているかさえ判らないくらいに混乱してしまうものです。

緊張していると思ったら、鏡に自分の顔を映してみてください。
そして、自分の中でもとびっきりの笑顔を作ってみましょう。

笑顔を作ることに集中している内に、いつしか自分の中にあった緊張感が薄れていくことに気が付くはずです。
笑顔を作る練習は、口角を上げる顔面の表情筋を鍛える運動にもなり、張りとつやのあるきれいな顔を作るのにも効果を発揮します。

4.深呼吸してみよう

緊張の緩和に効く方法としてよく言われるのが「深呼吸すること」です。

緊張している時の呼吸は浅く、頻繁になり過呼吸症候群の原因になってしまうことがあります。
緊張で呼吸が浅くなってきたと感じたら、身体を伸ばしながら深呼吸しましょう。

意識しなくても自然に行なわれている呼吸は、交感神経と副交感神経によって制御されています。
緊張の度合いが増せば増すほど交感神経の働きが活発になり、呼吸が浅く早くなっていきます。

深呼吸すると副交感神経が働いて、交感神経を静めてくれるのです。また、お腹を意識して深呼吸することで効果はさらにアップします。

5.リラックス効果のある柑橘系の匂いを嗅ぐ

匂いというものは私たちが思っている以上に、心身に与える影響を持っています。

花の香りを胸いっぱいに吸い込むと、身体の隅々まできれいな空気が行き渡るような感覚を覚えます。
嫌な悪臭を嗅げばそれだけで吐き気を催してしまうことがあります。
逆に言えば匂いを上手に利用すれば、心身の状態をコントロールすることが出来るというわけです。

緊張が高まっていることを感じた時は、リラックス効果のあるレモンやオレンジなどの柑橘系の匂いを嗅ぎましょう。

柑橘系独特のフルーティで刺激のある匂いが鼻に飛び込んでくると、ほんの一瞬だけ頭の中が真っ白になったような感覚を覚えます。
そして緊張状態が緩和されて、身体の力が程よく抜けたことに気が付くはずです。

6.完璧にこだわらない

緊張が最高潮に高まる「人生の大舞台」では、「失敗は許されない」「高いレベルでプレゼンを行なわなければならない」というように自分からハードルを上げて、自分に耐え切れないほどのプレッシャーを掛けてしまうことがしばしばあります。
しかし、失敗しないことを意識すればするほど失敗しやすくなり、緊張が極限に達してリカバーできなくなってしまうのが常というものでもあります。

緊張しすぎないようにするためには、完璧さを求めすぎないようにすることが大事です。
「完璧でなければならない」と思うことは自分に過度のプレッシャーを掛けてしまうからです。

緊張感を持つことは大事ですが、ある程度の余裕を持っておくことも大事なのです。

7.以上の6つの原則を再確認する

一番大事なのは、緊張しそうな時にこそここまで挙げてきた6つの緊張しない為の原則をもう一度確認することです。

「~~する方法」を知った人の多くは一度見ただけで全部分かったような気になり、その方法が必要な状況に置かれても活用しきれないものなのです。

だからこそ、自分を過信せずに緊張を御する方法を素直な気持ちで実行するように心掛けることが大事なのです。

著者:佐久間和夫

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WEBライターです。型にはまらず様々な情報を発信していきます。好きなものは酒、おつまみ、自転車。