海外旅行に持っていきたいグッズ5選|トピックスファロー

  • フォークラスのライター募集
2015年3月5日
海外旅行に持っていきたいグッズ5選

海外旅行は、昔に比べるとずいぶんと身近な存在になりました。とはいえ、日本とは勝手の違う国にいくのだから、すべてが日本のようにうまくいくとは限りません。そこで、「現地でも手に入る可能性はあるけど、できれば日本から持っていきたいもの」から「何かあったときのお役立ちのアイテム」まで、海外旅行に持っていったほうがいいグッズをまとめてみました。

ファイナンシャルプランナー(AFP)兼WEBライター
  

日本のように便利な国はほとんどない?

私自身、海外旅行は好きですが、たくさんの国に行った経験を持つわけではありません。言い方は悪いですが、「日本人がよく行く場所、もしくは、日本人が住んでいる場所」にしか滞在したことがないです。

海外旅行

その経験の中でいえば、台湾や韓国などでは、日本でもおなじみの100円ショップ(現地の通過単位で値段がついています)があります。システム的には日本と同じです。そして日本と同じコンビニエンスストアも存在します。しかも、置いている商品は日本からの輸入品だったりします。

そういうことを繰り返していると、「あれ、海外に来たのではなかったっけ?」と思わされます。そのため、東南アジアの都市部では日本並みの便利さを求めることができるでしょう。

一方、案外不便なのがヨーロッパです。

まず治安の関係や、宗教観の違いから24時間365日開いているお店がないに等しいです。

つまり、コンビニエンスストアのようなものはないといっていいでしょう。買い物を済ませるなら、計画的にすることが大事です。しかし、先ほど書いた100円ショップのようなものはあります。1ユーロショップや1ポンドショップです。

ただ、日本の100円ショップに置いてあるものほど質が良くないことが多いので、購入するときには注意が必要です。

アメリカ本土、ハワイなども事情はヨーロッパに近いです。1ドルショップは存在しますが、置いてある商品の質は、日本の100円ショップのそれに遠く及びません。

また、24時間営業のコンビニエンスストアは存在しますが、日本や東南アジアの都市圏のお店ほど豊富な品揃えをしているわけではありません。

「日本ほど便利な国はない」と言う事を踏まえて、「日本から持っていったほうがいいもの」についてお話させていただきます。

現地で買うと案外面倒くさい「洗濯道具」

旅行を快適にするためには、荷物を少なくすることが絶対条件です。手で洗濯しやすい下着などは、こまめに洗うことで荷物を少なくできます。バスルームで洗って、乾かしておけば大丈夫です。

洗濯バサミ

そのようなことをしようと考えている人は、洗剤や洗濯バサミなどは日本から持って行きましょう。100円ショップに相当するものが近くにあるならいいのですが、なかった場合は現地のスーパーに買いに行くことになります。

小分けで売っていないことのほうが多いので、注意が必要です。なお、下着程度ならシャンプーで洗うことも可能です。緊急手段として覚えておきましょう。

普段の生活でも使えます「万能ナイフ」

季節にもよりますが、旅行先で「あ、これおいしそう」と思える果物に遭遇するのも旅の楽しみです。果物が好きな人にとっては、「食べてみたいなぁ・・・」と思わされることもしばしばあるでしょう。

ただ、そのままかじって食べられるものだったらいいのですが、果物の中には「いや、これはどう考えても皮をむかないとダメでしょ」というものもあります。そういうときにオススメなのが、折りたたみ式の万能ナイフ。俗に「アーミーナイフ」といわれる商品です。

栓抜きなどの機能もついているものもあるので、1本あるととても便利です。
ナイフ自体は現地でも買うことができますが、それをどうやって持って帰るのか、という観点から考えると現実的ではありません。持って行くときに注意したいのは、機内持ち込み手荷物には入れないこと。刃物なので、没収されてしまいます。気をつけてください。

液体物を持ち帰りたいときに便利「ジッパー式のビニール袋」

旅行先で「このジュースおいしいから持って帰りたいな」「ジャムをお土産にしたいな」「キムチもらったから持って帰ろう」と、何かと持って帰りたいものがあるはずです。

しかし、これらは全部「液体物」に相当するので、機内への持込が制限されています。

目安として、100ミリリットルを越えていれば機内への持込はまずできない、と考えておきましょう。

そこで、スーツケースに入れることになるのですが、飛行機の貨物室は、気圧が飛行機の客室とはまったく違うので、スーツケースの中で液体物が破裂することもありえます。
実際に私の周囲では、「缶ビールがおいしかったのでお土産にしようと思ってそのままスーツケースに入れたところ、ビールの缶が破裂してスーツケースの中のものがビールで水浸しになっていた」という笑えない話もありました。

液体物を持ち帰る可能性があるときは、ジッパー式のビニール袋を用意しておきましょう。これは大都市だったらたいていどこでも売っているので、「買い忘れた!」というときでも大丈夫です。

ただし、行く場所が大都市ではない場合は、日本から持っていくのが無難でしょう。いろいろサイズを取り揃えるのもいいですが、迷ったときは大き目のものを持っていくといいです。「大は小を兼ねる」という言葉を思い出してみてください。

お持ち帰りグルメをしたいときに「紙の皿と割り箸」

東南アジアで屋台グルメを楽しんだり、ヨーロッパやアメリカ方面でデリのお惣菜を楽しんだり。または「疲れているから部屋でご飯食べよう」というシチュエーションは旅には存在するものです。

「いや、自分は全部外でご飯食べる!」という気概のある人は別ですが、そういう気概がない人は、紙の皿と割り箸を荷物に紛れ込ませておくといいかもしれません。

紙の皿は案外どこでも買えますが、割り箸はさすがに売っていない(東南アジアの一部の地域を除く)ので、日本から用意していきましょう。
単独の項目としては書きませんが、疲れたときのためにフリーズドライの味噌汁なんかも持って行くといいかもしれません。疲れた体で食べる味噌汁の味は格別です。

これは絶対に持っていったほうがいい「薬」

持病があって、普段から薬を飲んでいる人だったら、案外薬には気を使うかもしれません。問題なのは、(これはすばらしいことなのですが)健康体で、普段はまったく薬を飲まない、という人。そういう人は要注意です。

「風邪薬、鎮痛剤、下痢止め、胃腸薬、マルチビタミンのサプリメント、消毒薬とバンドエイド」程度でいいので、日本から薬を持っていきましょう。

まず、海外は日本とは違う生活環境です。それに適応できずに体が病気という形で反応を起こすかもしれません。

ピル

また、旅行は限られた日数でスケジュールをこなすことになるため、とかく無理をしてしまいがちです。「普段は健康優良児」という人だって、どんな体調の崩し方をするかわかりません。

「現地だって薬は売っているでしょ?」といわれるかもしれませんが、そもそも海外の薬は日本に比べると成分が強いものが多く、体格が違う日本人に合わないものも多いです。また、処方箋がないと売ってくれない薬もあります。薬は簡単に手に入らない、と思っていたほうがいいでしょう。

忘れずに加入を「海外旅行保険」

今までの経験と友人たちからの話を交えて「これはあったほうがいいな」と思ったグッズをまとめてみました。また、物ではないので本編からは外したのですが、忘れてはいけないものがもう一つあります。それは「海外旅行保険」。

「怪我とか病気とかしないから大丈夫でしょ」とたかをくくっている人は要注意です。
海外旅行保険に加入しないで旅行に行き、現地で盲腸になってしまい数百万もする治療費の請求がきた、というような話は珍しいことではないようです。
最近では、携帯電話会社経由で入れる保険もあるようなので、忘れずに入っていきましょう。

著者:松沢未和

ファイナンシャルプランナー(AFP)兼WEBライター
アイコン
2014年にファイナンシャルプランナー(AFP)の資格を取得した兼業WEBライターです。もともと文章を書くことが大好きなので、この仕事を兼業として選びました。相続や保険の分野のお話をわかりやすくまとめてお話できればと思っています。これ以外にも、たくさん資格は持っているので、資格の取り方の話しもしたいところです。また、食べ歩きと旅行とコスメ研究が大好きです。日々の研鑽の成果!?を文章にぶつけていきたいです。至らない点がいろいろあるかと思いますが、よろしくお願いいたします。