全くお金がかからない&手軽なストレス解消法6つ
現代は目が回るほど多忙ですから、ただ普通に生活しているだけでストレスが蓄積されてしまうもの。
心身の健康を保つためにも、効果的な発散方法を知っておきましょう。
まったくお金がかからず、いつでも手軽にできるストレス解消法を6つ集めてみました。
その1:フワフワしたものに触る
動物学者のデズモンド・モリス氏によると、動物の赤ちゃんは不安を感じた時に、フワフワしたものに抱き着く習性があるのだそうです。本能的に心の安定を図る方法を知っているんですね。
フワフワしたものといえば抱き枕やぬいぐるみですが、持っていなければ毛布でもOKです。
その2:ペットと触れ合う
無邪気なペットと触れ合っていると、心のモヤモヤが消えて元気を取り戻せますよね。
あれは行動意欲の源である、脳内のドーパミンの分泌量が増えるためです。ペットを飼っていない場合は、動物が出ているテレビ番組を見るだけでも効果がありますよ。
その3:1日20分散歩する
散歩つまりウォーキングには、脳の働きを活性化し気持ちを前向きにする効果があります。
筋肉を動かすことにより全身の血の巡りが良くなり、脳にも十分な血液が届くようになるためです。
運動不足が解消され肥満の防止にもなりますから、ぜひ毎日の習慣にしましょう。目安は1日20分です。
その4:嫌なことを紙に書き出す
これは精神科医もお勧めしている方法です。
嫌なことがあっても口に出せない性格、一人暮らしで愚痴を言う相手がいないなどの場合に役に立ちます。ストレスが溜まり過ぎていると、一体何が自分をイライラさせているのか、その正体すら分からなくなるもの。しかし紙に書くことでそれが明確になり、気持ちの整理がつくようになるのです。
その5:紙を思い切り破る
新聞紙やチラシなど不要な紙を思い切り破ると、かなりストレスの発散になります。
誰にも迷惑をかけませんし、傍から見ても掃除しているようにしか見えないところも安心です。
前述した『嫌なことを書いた紙』でやると、さらに効果倍増です。
その6:『青いもの』を見る
青い色は副交感神経に作用するため、心を鎮静させる効果があります。
ただ眺めているだけでストレスが和らぎますので、イライラしたら意識的に青いものを見るようにしましょう。空や海、世界の絶景(青の洞窟など)の写真を部屋に貼っておく…なんてのもアリです。
お酒やカラオケは逆効果!?
お酒とカラオケ…日本人の間ではすっかり定着しているストレス解消法ですよね。
そんな風潮に影響されてか、「これこそが最高のストレス解消法なんだ」と思い込んでいる方も多いようですが、実はすべての人に有効なわけではありません。
これらを好きでなかった場合は、逆にストレスの原因になってしまいます。
お酒やカラオケは大抵人付き合いがからむもの。そしてそこには必ず何らかの軋轢が生じるものですから、逆効果を招いてしまう可能性が高いのです。
周囲に馴染めないからといって、「自分はノリが悪い」「暗い性格なんだ」などと思ってはいけません。
お酒やカラオケは好き嫌いがあると割り切って、自分に本当に効き目のあるストレス解消法を探すほうが賢明です。