戦争が始まるとヒトラーは同盟国の首脳と、直接何度も顔を合わせて会談をします。戦争中は旧東プロセインの前線「狼の巣」やベルヒデスガーデンの山荘にいることが多かったですが、ヒトラーが出向くことも頻繁にありました。
母親が亡くなりヒトラーはウィーンへ行くことを決意します。リンツ時代の親友、グビツェクもウィーンに呼んで同棲生活を始めます。リンツ同様、ウィーンでも2人は色々な所に行きました。そしてウィーンで彼らは別れたのでした。
ヒトラー自身の著書「我が闘争」以外で、ヒトラーの青年時代を知ることができる本があります。それは、親友グビツェクの回想録。今回はそれを元に、ヒトラーの青年時代を追ってみました。
子供の頃のヒトラーが一番輝いていた時期と思われるランバッハ。この街では近所でカウボーイごっこに夢中になり、声楽隊と修道院に通い、その歌声を披露し、学業成績も良かったのです。