19世紀には「世界の工場」、「太陽の沈まない国」と言われ、世界の中心だったイギリス。20世紀には苦戦しながらも2度の世界大戦を勝ち抜きます。首都のロンドンにはそんなイギリスの戦争を伝える博物館がいくつかあります。
アムステルダムは、アンネ・フランクの博物館が世界的にも有名です。アンネ・フランク以外にもレジスタンス博物館、ユダヤ人街など、第二次世界大戦中の痕跡が残る場所があります。アムステルダムの地図を片手に歩いてみましょう。
1944年9月、オランダの南東部に位置するアーネムは、イギリス軍空挺部隊とドイツ軍による激しい戦闘の舞台となりました。この戦闘は、映画「遠すぎた橋」(1977年公開)で描かれており、アーネムの街には今も当時の痕跡が多数残っています。
第2次世界大戦中、ロンドンはドイツ軍の激しい空襲に見舞われました。しかし、ロンドン市民の士気が衰えることはありませんでした。ロンドンの中心部には、当時のエピソードが残る場所があります。ロンドン観光のついでに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
第2次世界大戦中、ナチスの迫害から多くのユダヤ人を救った杉原千畝。その功績は映画や多くの本になってよく知られています。2015年秋には、俳優の唐沢寿明が杉原千畝を演じる映画『杉原千畝 スギハラ チウネ』が公開されます。
2014年は第一次世界大戦が始まってから100周年でした。最初の世界大戦が始まったきっかけが、バルカン半島の都市でのオーストリア皇太子暗殺、俗に言うサラエボ事件でした。東欧の国へサラエボ事件の痕跡を探る旅に出かけてみましょう。
第2次世界大戦中、アメリカ国内で強制収容所に収容された日系人。彼らは名誉を回復するため、アメリカ軍に志願し、太平洋戦線とヨーロッパ戦線で目覚しい活躍をします。中でもフランスのブリュイエールでの活躍が、戦後、彼らの名声を高めました。
「奇跡の撤退作戦が行われたフランスの港町、ダンケルク編」でダンケルクの街を紹介しました。そのダンケルクから撤退した兵士を受け入れた先が、ロンドンの南西部に位置する、ヨーロッパ大陸に最も近い場所にあるイギリスの都市ドーバーです。
旧東ドイツの中世の雰囲気を残す小さな街、トルガウ。第2次世界大戦末期、崩壊間際のナチスドイツを攻めていたアメリカとソ連軍。西と東の戦線が出会った時、両軍の中尉が握手をかわしました。それが後に「エルベの誓い」と呼ばれることになった事件が起ったのがトルガウです。
フランスのヴェルダンという地名は、「第一次世界大戦の激戦地」、「843年のヴェルダン条約が結ばれた場所」として、世界史の教科書に二度登場します。それにも関らず 日本のガイドブックには一切紹介されていません。そんなヴェルダンの街を紹介します。