お店を持つよりも気軽に販売しよう!
ファッションブランドを始めたら、バイヤーへのセールスだけが販路ではありません。自分で直接販売することも可能です。お店を開くとなると大がかりになりそうですが、ネットショップなら気軽ですぐに始めることができるので、負担なく挑戦することができます。
自宅ですぐに始められるネットショップ
ファッションブランドを始めたら、バイヤーへのセールスも重要ですが、セレクトショップへではなく、自分で販売することも有効的なセールス方法です。自分のショップを開業しようとすると、多額のお金を用意する必要があり、一人でショップの管理もするとなると、デザインとの両立は難しくなります。
そこで、気軽にブランドアイテムが販売できる、ネットショップを始めてみましょう。
ネットショップであれば、売りたい商品さえあればすぐにお店として始めることができます。
ネットショップであれば、ショップとしての場所を借りる必要もありません。
思い立った時に、インターネットの環境さえあれば作り出すことができます。
さらに、ホームページを作るようなプログラミングや専門的な知識が無くても問題ありません。
豊富なフォーマットから好きなデザインを選ぶなど、初心者にも優しいネットショップがあります。
これらを利用して、ファッションブランドとしての商品を販売してみましょう。
ドメインやサーバーを理解しよう
ネットショップを開くにも、ホームページを作るにも、まずはドメインとレンタルサーバーを取得する必要があります。ドメインと呼ばれるものは、ホームページのアドレスに当たるものです。
例えば、このサイトで言うと「bz-like.net」がドメインに当たります。
種類も沢山あり、◯◯.comや◯◯.jp、◯◯.netなど自由に選ぶことができますが、種類によって値段が違うのでバランスを考えて選ぶようにしましょう。
また、ドメインにある「bz-like」の部分はブランド名など好きな言葉を使用できますが、早い者勝ちです。
すでに取得されていれば、使えないので注意しましょう。
レンタルサーバーは、ネットショップやホームページを作ったものをインターネット上に保存しておくところです。
インターネット上に保存しておくことで、誰でも観覧できるようになります。
ネットショップやホームページを持つ場合は、この二つを取得する必要があります。ドメインやレンタルサーバーは、基本的に毎年支払うことになります。
検索をすると、沢山のレンタルサーバーやドメイン取得サービスの会社がありますが、初心者にも使いやすく評判がいいのはこちらです。
ドメイン取得:
https://muumuu-domain.com
レンタルサーバー:
http://lolipop.jp
ネットショップ用のサイトを作ろう
ドメインとレンタルサーバーを取得すれば、後はホームページやネットショップとしての内容を作っていきます。そのためには、専用のソフトを取り入れる必要があります。
ウェブデザイナーや一般的なホームページ、ネットショップが広く使っているソフトがワードプレスと呼ばれる物で、無料でダウンロードが可能です。
ワードプレス:
https://ja.wordpress.org
ワードプレス取り入れると、作業が始められるのですが、プログラミングの知識がなければ作ることができません。
そのため、知識が無い方にも簡単に使えるテンプレートが沢山用意されています。
テンプレートは無料の物から有料の物まであり、とくかくいろいろな企業がテンプレートを販売しています。
自分のブランドの合ったテンプレートを探してみましょう。
さらに、ネットショップを始めるには、ネットショップ用に買い物かごを使えるようにカスタマイズする必要があります。
ワードプレスに機能を追加することをプラグインと言いますが、ウェルカートと呼ばれるプラグインが無料なので良く使われています。
ウェルカート:
http://www.welcart.com/wc-theme/
ここでも、プログラミングの知識がなくてもスグに活用できるテンプレートが販売されているので、取り入れるだけでネットショップが出来上がります。
無料ネットショップサービスも活用しよう
とにかく、ホームページも不要で、ネットショップだけシンプルに作りたい。と、言う方には、無料で使えるネットショップサービスも役立ちます。
代表的なサービスが、「BASE」や「Stores.jp」です。
BASE:
https://thebase.in
Stores.jp:
https://stores.jp
これらは無料でテンプレートを元にショップを開くことができ、買い物かごのシステムや、クレジットカード決算、代金引き換えなどの支払い方法を利用することができます。
無料で利用できるテンプレートもクオリティが高く、利用者からは一般的なネットショップと変わりなく利用できます。
操作も簡単で、簡単なものであれば半日もかからずにオープンまで進めることが可能です。
さらに、有料ではありますが、商品を保管する倉庫を借りて、注文が来れば出荷作業などを全て任せるサービスもあります。
ネットショップを始めて注文が増え、出荷作業が負担になるようであれば、将来的に役に立つサービスでもあります。
自分で販売するとお客さんの反応が分かる
ネットショップを開くと、ページへの訪問数や注文数などで、バイヤーとは違うお客さんの反応を感じることができます。しっかりとデータ化された数字で結果が分かるので、次のデザインにも活かせることができます。
【連載】ファッションブランドの作り方