【第6回】ファッションブランドで「こんなのあったらいいのに」を現実にする!|トピックスファロー

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2015年9月9日
【第6回】ファッションブランドで「こんなのあったらいいのに」を現実にする!

理想のアイテムを描いてみましょう。出来上がったデザイン画は、自分のオリジナルアイテムのアイディアとなります。

ファッションライター
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最も簡単なアイディアは自分が欲しいものを作ること

ファッションブランドを始めるには、常に新しいデザインを考える必要があります。
毎シーズン続けていく中で、デザインを出し続けるのは大変ですが、一番シンプルなデザインの出し方は「自分か欲しいものを作る」ことです。
自分の欲しいものを作り続けていれば、同じような好みを持った方に共感してもらえ、同じように欲しいと思ってもらうことができます。

そんな、好みが合うブランドのファンを増やしていくことが、長くファッションブランドを続けていく重要なポイントでもあります。

そこで、一番シンプルなデザインの出し方についてのコツを見ていきましょう。
Atelier worker

意外とある?買い物に行っても欲しいものがなかった経験

買い物へ行った際に、「欲しいものが無くて、何も買わずに帰った」ことはないでしょうか?
特に目的は無くブラブラと買い物をしている時は、買わないこともあると思いますが、「ジャケットが欲しい」や「今日はデニムパンツを買おう」と、購入するアイテムを決めている時の買い物であっても、何も買わなかった経験があると思います。

何か欲しいアイテムがある目的買いの時は、自分なりに欲しいデザインやカラーなど、ぼんやりと頭の中に理想的なデザインを思い描いているはずです。
そこから思い描いたデザインと近いアイテムを探しながら、お店を回って買い物をしていると思います。
それでも何も買わなかった時は。思い描いていた理想のアイテムや、それに近いアイテムに出会えなかったため、何も買わなかったと考えられます。

この経験こそ、デザインのアイディアが生まれるキッカケになります。

買い物へ出かけても見つからなかった、ぼんやりと頭の中に描いていた欲しいアイテム。頭の中では、イメージしたデザインやシルエットなどがあると思います。その思い描いたアイテムを、一度デザイン画として実際に紙に書き出してみましょう。
頭の中では、ぼんやりとしたデザインや雰囲気でも、実際に描くことで具体化することができます。

カラーはどのような色合いで、シンプルなのか、一部にこだわりのデザインが入っているのかなど、理想のアイテムを描いてみましょう。
そして、出来上がったデザイン画は、自分のオリジナルアイテムのアイディアとなります。
欲しいと思って思い描いていたアイテムがどこにも売っていなければ、同じように欲しいと感じてくれる方がいるかもしれません。

買い物で理想となる欲しいアイテム無いなら、具体的にデザイン画として書いたものを自分で作れば、それが売れる可能性は十分にあります。
よく画期的な新商品などで聞く、「こんなもの欲しかった」を、ファッションアイテムでも作ってみましょう。
他に無いものであれば、欲しいと感じてくれる方がいるはずです。

気に入らない箇所がある、お気に入りの服

自分の持っている服の中で、お気に入りでよく着る服があると思います。
お気に入りの服であれば、その服の気に入っている理由があるはずです。
カラーやデザイン、着心地やシルエットなど、自分の好みに合う箇所が必ずあります。

逆にお気に入りの服でも、気に入らない部分はないでしょうか。
丈の長さやシルエット・細部のデザインや余計な装飾など、改めて見てみると、お気に入りの服であっても、改善して欲しいディティールやデザインがあるはずです。

「自分なら、ここのデザインはこうするのに。」「自分なら、この装飾は付けないのに。」など、不満を具体化して改善点を見つければ、自分なりのアイディアとすることができます。

すでに売っている商品や、お気に入りの服であっても、自分の理想に近づけるようにデザインを変更させれば、オリジナルデザインのアイテムが出来上がります。

ファッションのデザインも、便利グッズや発明品のなどと同じように、「こんなものあったらいいのに」や「商品に対する不満や不便に思うこと」がヒントになって生まれることが多いです。

今、女性の中で広く取り入れられているドロストパンツと呼ばれる、ウエストが紐とゴムの仕様になっているアイテムがあります。
このアイテムも、オフィスでも履けるほどのキチンと感のあるパンツで、スウェットパンツのように快適な仕様であることから注目されています。
ウエストが不快であれば、デスクワークに集中できないことから、より快適さを追求したアイテムがドロストパンツです。

普段は何気なく着ている服でも、自分が理想とするデザインや改善点を見つけると、そこに改良を加えることでオリジナルのデザインを作ることができます。

友人に好評ならチャンス?手作りアイテムに挑戦!

また、デザイナーになるきっかけの一つとしてよく挙げられることが、手作りでアクセサリーや服を作った際に、友人から好評だったことです。

最初は自分で着るために、お気に入りの雰囲気や自分好みのデザインを取り入れて作った服やアクセサリーが、友人からも作って欲しいと人気になり、ブラントとして始めたデザイナーもたくさんいます。

最初は趣味であっても、自分が欲しいと思うアイテムを自分自身で作ることで、どこにもない自分だけのオリジナルアイテムを手にすることができます。

オリジナルアイテムを作ったら、ぜひ身近の友人に見せてみることをオススメします。

ファッションのスタイルや興味があるものなど、共通の好みが多い友人であれば、自分が作ったオリジナルアイテムの反応を見るにはピッタリです。

好きなものが似ている友人であれば、思わず同じものを欲しいと制作を依頼されるかもしれません。

それが広がって、たくさんの方から制作の依頼が来るようになり、ファッションブランドとして始めることができることもあります。

友人に好評であれば、同じような好みや興味がある方であれば、十分に購入してもらえる可能性があります。

オリジナルアイテムを作った場合は、自分以外にも着て欲しい友人などに見せて、反応を見てみましょう。

反応が良ければ、ファッションブランドとして売り出しても、売れる可能性は十分にあります。

共感者がいるはず!自分が着たいものを作る

全てのデザイナーではないですが、デザイナーがデザインするアイテムの多くが、「自分が着たい・身に付けたい」と思うアイテムをデザインしていることです。

デザインをする時には、自分が好きなスタイルや影響を受ける音楽など、様々な体感や記憶を受けた中でデザインは生まれます。

自分が興味あることや、好きなことを突き詰めれば、自分なりのアイディアや欲しいと思うデザインが出てくるはずです。

そんな自分の「欲しいと思うもの」や「あったらいいな」と思うものをデザインしてみましょう。

自分が自信を持って欲しくなるアイテムでなければ、他人にオススメすることは難しいと思います。

でも、自分自身がすごく気に入り、一番と思えるアイテムを作れば、他人にも自信を持ってオススメできます。

自分が好きなスタイルやデザインを、妥協なく忠実にオリジナルアイテムに取りいれることが重要です。

そこから生まれたデザインを、同じようなデザインの好みを持つ方がいれば、共感してくれるはずです。

ファッションブランドのファンは、そのブランドのデザインはもちろんですが、デザインをするデザイナーの好みや興味が似ていることで、同じように共感できる方がほとんどです。

そんな共感してくれるファンが購入してくれることで、ファッションブランドは成り立っています。

まずは、自分が欲しいと思うアイテムを作ってみましょう。
そして、そのデザインに共感してくれる方を増やしていくことが大切です。

「あったらいいな」を形にする

先ずは、自分が思わず欲しいと思えるものをデザインして、作ってみることが大切です。
そこから、同じように欲しいと思っていた人へオリジナルアイテムを紹介することで、共感してくれる方を増やすことができます。

自分の好きなものや欲しいアイテムを思い返しながら、デザインしてみましょう。
【連載】ファッションブランドの作り方

著者:yu-ki

ファッションライター
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英国にてロンドンコレクションブランドでのデザインアシスタント経験後、東京コレクションブランドのセールススタッフ、海外ブランドのPR会社を経てファッションライターに。
ファッション業界の内部での活動から得た情報やファッション業界だけの常識など、他の業界とは違う特殊な世界をご紹介致します。