【第27回】ファッションブランドのためのルックブックを作ろう!|トピックスファロー

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2015年10月6日
【第27回】ファッションブランドのためのルックブックを作ろう!

展示会で役立つルックブックの役割や扱い方について紹介していきます。

ファッションライター
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ブランド認知力を高める活用できる武器

ルックブックといえば、商品の写真やモデルの着用スタイルなどを紹介している資料です。イメージに合ったロケーションやモデルを選び、自身のブランドの世界観をバイヤーに向けてアピールしましょう。

さらに、ブランドのコンセプトやテーマをメッセージや資料を交えて紹介できるので、慌ただしい展示会の中では伝えきれないことも、ルックブックなら読んでもえらるチャンスがあります。

また、ルックブックと言っても、紙に商品写真を載せたシンプルなものから、雑誌のようなクオリティの高いものまで様々です。

もちろん、個性的なルックブックや、予算がかかったルックブックであれば、よりバイヤーに印象付けられるので効果的なセールスにもなります。

そんな展示会で役立つルックブックの役割や扱い方について紹介していきます。
beautiful pretty woman with long hair and pink rose at face.

ブランドイメージを伝える

ルックブックを作る上で特に効果的な方法が、視覚で訴えかけることです。

ブランドのイメージを伝えることも、その一つです。
言葉で説明をするよりも、クリエイティブな写真を載せた方が、印象に残り、ブランドのイメージを理解してもらえすくなります。

フェミニンなイメージのブランドであれば、徹底的にかわいいルックブックに仕上げることや、クールなブランドなら、モノトーンで仕上がるなど、一目見ただけてブランドのテイストがわかるようにしましょう。

それだけでも、もしバイヤーが可愛いテイストのブランドを探していれば、目に留まることになるなど、視覚で訴える武器となります。

そのため、重要な要素となる写真には、しっかりとしたこだわりを持って作り上げるようにしましょう。

コンセプトやテーマに合った場所を選び、予算があればプロのカメラマンに撮ってもらうことをオススメします。

さらに写真と一緒に、コピーライティングやメッセージ、コンセプトの紹介文も加えると、より理解も深まる内容となります。

ここで注意したいことは、あまり長い文章であれば、読んでもらえないことです。

ポエムのように、短くまとまった文章で、あくまで写真に補足するような内容に凝縮しましょう。

アイテムを紹介できる

ルックブックのもう一つの特徴は、アイテムをしっかりと紹介できるところです。

展示会では気になったアイテムに対して、バイヤーは写真を撮ってオーダーシートの詳細を確認します。

ですが、展示会の後に、その他のアイテムや着用した際のシルエットなどの詳細が欲しくなることもあります。

その際にバイヤーにとって役立つものがルックブックです。他のアイテムの写真があれば、追加の発注が増える場合もあり、モデルの着用した写真があれば他のブランドのアイテムとのスタイリングを想像しやすくなります。

そのため、アイテム紹介の写真は、クリエイティブに撮るよりも分かりやすく、アイテムの特徴を捉えた写真が効果的です。

前から見た写真と後ろから見た写真も付け加えて、より情報量が多いルックブックに仕上げましょう。

たくさんのブランドから埋もれないように

展示会場でルックブックをバイヤーに渡せば、後から思い出してもらえる材料となります。
特に合同展示会などであれば、たくさんのブランドが展示を行い、バイヤーもたくさんのブランドと名刺交換を行います。

後からブランドを思い出してもらうには、より魅力的なルックブックが効果的です。

また、大手のバイヤーであれば、複数のバイヤーやMDなどと共に取り扱いブランドを決めるミーティンングを行ってから発注を行う流れが多いです。

その際にも、バイヤーがブランドを紹介しやすく、ミーティングでも取り扱いの許可が出やすくなるなど、ルックブックがあれば実際に展示会に来ていない方にもイメージを伝えやすくなります。

とは言っても、ルックブックを作るブランドはたくさんあるので、その中からも埋もれないようにインパクトを与えることも大切です。

A4サイズではなく形を工夫することや、イメージ写真を創作的な作品にするなど、予算とアイディアを出して目立つ工夫をすることが大切です。

コピーされない注意が必要

自身のファッションブランドの内容が詰まってたルックブックですが、たくさんの方に配り過ぎることにも気を付けましょう。
デザインやアイディアが魅力的であればあるほど、コピーされるリスクが高くなります。

そのため、ルックブックを配る相手は名刺交換をした方だけにするなど、コピーを未然に防ぐ予防策を取るようにしましょう。

特にOEMやODMを担当している方の目に留まると、コピーされないとは言い切れません。

仮に展示会場でルックブックが配りきれていなくても、商品として店頭にならんだ後であれば、販促アイテムとしても利用できます。

商品と一緒に購入してくれたお客さんへ配ってもらうと、お客さんもショップ側も喜んでもらえます。

毎シーズンの醍醐味

ルックブックを作ることは、出来上がったサンプルの集大成のようなもの。
モデルに着用してもらい、こだわりのロケーションで撮影したルックブックは、自信作になるはずです。
始めは低予算なものでも、ルックブックに挑戦してみましょう。
【連載】ファッションブランドの作り方

著者:yu-ki

ファッションライター
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英国にてロンドンコレクションブランドでのデザインアシスタント経験後、東京コレクションブランドのセールススタッフ、海外ブランドのPR会社を経てファッションライターに。
ファッション業界の内部での活動から得た情報やファッション業界だけの常識など、他の業界とは違う特殊な世界をご紹介致します。