No.27:【コラム】会社員をしながら、30代で作家デビューした方法-その2|トピックスファロー

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2020年2月10日
No.27:【コラム】会社員をしながら、30代で作家デビューした方法-その2

筆者は本を出版する前に、まずライターの学校に通いました。そしてwebライターとして活動を開始します。なぜその学校を選んだか?学校では何を意識して執筆していたか?その経緯を紹介します。

戦争遺跡ライター
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ライターの学校に通うことからスタート(2012年)

ライターになるには様々な道があると思いますが、とりあえずコネも実績もない筆者は、ライターの学校に通う道を選びました。

2012年1月(筆者32歳)の土曜日、雨が降っている寒い日でした。都内にある4月から開講する講座がある、2つのライターの学校の説明会に行くことにしました。

午前中は、表参道にある日本初のコピーライター講座を開設した「宣伝会議」、午後は、宣伝会議よりは小規模で、当時渋谷駅前にあった(現在は荻窪)「編集の学校/文章の学校」に行きました。

その結果、筆者は、「編集の学校/文章の学校」に通うことを決めます。

「編集の学校/文章の学校」の方が少人数で、アットホームな感じがして、文章をじっくり書けそうという直観で決めました。

実際に、本格的にライター、編集者になりたい野心を抱いた人たちが集まると言われる「宣伝会議」に比べて、「編集の学校/文章の学校」は趣味として習い事の感覚でライティングを学びに来る人が多かったです。そのため、変に生徒同士でライバル心を煽られることもなく、じっくり取り組めたと思います。

宣伝会議
https://www.sendenkaigi.com/

編集の学校/文章の学校
http://www.editorschool.jp/outline/

筆者のデビュー作「ヒトラー 野望の地図帳」筆者のデビュー作「ヒトラー 野望の地図帳」

学校で課題を提出して文章を書くサイクルを確立

「編集の学校/文章の学校」では、ノンフィクションライター講座を2年間、受講しました。講義は、同じ講座を受講している受講生が書いた文章を講師と受講生が講評していくスタイルです。

1年目は、月に約2回講義があり、随筆、書評、インタビュー、コラムなど、講義ごとにテーマがありました。また1年目を終了した人だけが進める2年目の講座は、月1回の講義で文章のテーマは自由でした。

筆者が「編集の学校/文章の学校」に通って、一番こだわったことは、文章の内容そのものよりも、提出期限までに課題を仕上げて提出することでした。

理由は「仕事の納期を守ることは絶対であり、実際に期限をつけて自分がどれだけ執筆のスピードがあるか把握したかった」からです。

納期を守ることは、あえて言うほどの無いことかと思いますが、意外に守れていない人もいるようです。ライターに限らず、どんな仕事でも納期や締め切りを守れないと信用を失いますし、ギャラが減給される可能性があるだけでなく、その後のお仕事のお声がかかる確率も少なくなることでしょう。

また、ライターの収入は、執筆量にも左右されるはずです。だからこそ、自分の執筆のペースを掴んでおきたいと思っていました。

実際にはパソコンのワードで文章を提出する

実際に通ってみた様子

文章の才能がありそうな受講生でも、課題を提出できず(もしくは完成できずに途中で提出して)に授業に出席する人や、途中から授業に来なくなる人が何人もいました。

筆者は一度も課題の提出が期限に間に合わなかったことはないですし、テーマが難しくても、なんとか内容を完結させて提出していました。下手でもいいから文章さえ作れば、あとは講師や受講生が講評してくれるのです。

他の受講生をみて、とりあえず期限までに文章を仕上げる力があるだけでも、ライバルを出し抜けることができるのだと思いました。

会社員の休みを利用してヨーロッパ取材、執筆(2012年12月~)

記事を執筆するための第1回目の渡欧取材は、2012年~2013年の年末年始のフランスでした。まだ学校に通っている頃で、取材内容は学校の授業の自由テーマとして執筆しました。

映画に詳しい他の受講生からの講評で、

「映画ではヒトラーが悪の対象として描かれていることが多いが、パリでのヒトラーの足跡を追っているので、ヒトラーの目線で書いていることが斬新だった。」

と言われたことが記憶に残っています。

最初のヨーロッパ取材先はフランスのパリだった最初のヨーロッパ取材先はフランスのパリだった

卒業後、ライターとの二足のわらじ(2014年3月~)

「編集の学校/文章の学校」では、出版業界などに就職した卒業生のツテでライターや編集の仕事の求人が定期的に配信されていました。

その一つに当記事を連載しているwebメディアの株式会社フォークラスがあり、学校を卒業後、ライターのアルバイト登録をして執筆を開始します(現在もアルバイトのライターです。)

そして「ヨーロッパで訪れたい世界大戦の戦争遺跡シリーズ」の連載をしていくようになります(2014年8月 筆者35歳)。

学校を卒業後、webライターとして活動を始めたといっても、一方では同じ業界で会社員生活を続けていきます。いわゆる二足のわらじです。取材のための渡欧は年末年始、GW、夏休みと一般的な社会人の休暇を最大限に利用します。

旅行期間は長いときで1週間、短いときでも中2日半くらい。

取材に行く前からテーマに関する本を何冊も読むなど、事前の現地調査をしっかりとしておくため、旅行期間は短期であっても、準備期間~執筆作業・完了までを含めると2ヶ月以上の長期の作業となります。

取材の事前調査に関しては、「ヨーロッパの戦跡の取材先をどうやってみつけるか? 」の記事でも紹介しています。

取材→執筆のスタイルをひたすら繰り返すなか、いつかこれを書籍化できたらといった気持ちは持っていました。

そして、その思いを実現させるために動き出していきます。

「会社員をしながら、30代で作家デビューした方法-その3」では、出版社へのアプローチを紹介します。

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【連載】受験に勝つ!世界史の勉強法

著者:ヒロマル

戦争遺跡ライター
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1979年神奈川県生まれ、神奈川県逗葉高校、代々木ゼミナールで1浪、立教大学経済学部卒業。

大学在学中からヨーロッパ、アジアなどを海外放浪してハマってしまい、そのまま新卒で就職せずフリーターをしながら続ける。その後、会社員生活をしながらも休み、転職の合間を利用して海外放浪を続ける。50ヶ国以上訪問。会社の休暇を利用して年に数回、渡欧して取材。

2012年からライター業を会社員との二足のわらじで開始。
2014年からwebメディア(株)フォークラスのTOPICS FAROで2つのシリーズを連載中。

▼「ヨーロッパで訪れたい世界大戦の戦争遺跡」シリーズ
https://topicsfaro.com/series/warruins
ヨーロッパ各地を取材し、第二次世界大戦に関する場所を紹介。
軍事用語などは極力省き、中学レベルの社会の知識があれば楽しめる記事にしています。
同シリーズが2017年に書籍化。
「ヒトラー 野望の地図帳」(電波社)から全国書店の世界史コーナーで発売中。

▼「受験に勝つ!世界史の勉強法」シリーズ
https://topicsfaro.com/series/wh
2018年から主に世界史を中心とした文系の勉強方法について執筆。
大学受験だけでなく、大学生や社会人の大人の教養としての世界史の勉強方法にも触れて、
高校生、大学生、社会人とあらゆる世代を対象としています。

世間の文系離れを阻止して、文系の学問の復権に貢献することが、2つの連載の目的です。

▼ご依頼、ご質問はこちらのメールまたはツイッターから
hiromaru_sakai@yahoo.co.jp
https://mobile.twitter.com/HIRO_warruins