ドイツ
エルベ川
12世紀、ドイツ人はエルベ川を超えて東方に活発に植民活動をおこない、開墾事業を推し進めた(東方植民)。
第二次世界大戦中の1945年4月、ドイツを壊滅させるために東西から迫っていたアメリカ軍とソ連軍が初めて出会ったエルベ川(エルベの誓い)
参考記事
【第15回】米ソ両軍が初めて出会った、「エルベの誓い」の街、トルガウ
リューベック
ハンザ同盟の盟主の都市、リューベックのシンボルの市門、ホルステン門
参考記事
【第56回】ドイツ統一、ヨーロッパ統合とリューベックの関係を探る旅
アウクスブルク
銀を供給していた南ドイツの鉱工業都市、アウクスブルク。
1555年、シュマルカルデン戦争を終結させたアウクスブルクの和議が結ばれた都市。
メモ
アウクスブルクは観光都市だとミュンヘンやウルムと近いです。筆者はミュンヘンから日帰りでウルムとアウクスブルクに行きました。
ケルン
ケルンの大聖堂(ゴシック式)
ビスマルク
1861年、ドイツの首相に任命されたビスマルク。鉄血政策を推進。
キール
1918年、キール港での水兵の蜂起によって、第一次世界大戦が終結へ向かう。
参考記事
【第55回】両大戦の転機となった軍港キールで、水兵が蜂起した痕跡を巡る
ベルリン
1933年2月、国会議事堂放火事件によって、ナチスの一党独裁が実現
1948年、ソ連によるベルリン封鎖の時、大空輸作戦に使用された空港
参考記事
【第34回】1945年、独ソのベルリン最終決戦の跡地を散策
ミュンヘン
1938年9月、英仏独伊のミュンヘン会談が行われた部屋
参考記事
【第71回】ミュンヘンでヒトラーの面影を追う旅8 ~開戦への道編~
ポツダム
1945年、日本降伏へ向けての会談が行われた部屋
ブラント首相
戦後、東欧諸国との和解に向けた外交を展開(東方外交)
参考記事
【第56回】ドイツ統一、ヨーロッパ統合とリューベックの関係を探る旅
著書「ヒトラー 野望の地図帳」のご紹介
現在「【受験に勝つ】世界史の勉強法シリーズ」とは別に、「ヨーロッパで訪れたい世界大戦の戦争遺跡シリーズ」も連載しています。
ヨーロッパを中心とした戦跡を巡る旅行記で、実際にその場に行ったからこそ感じる当時の名残と現在の日常風景を、独自の視点で描いています。本シリーズは、おかげさまで書籍化され、各書店の歴史の棚の世界史やドイツ史のコーナーに置かれています。
読者の方々からは、時代背景が簡潔でわかりやすい、学者とは違うテイストが新鮮、という感想をいただいております。歴史好きはもちろん、ちょっとマニアックなヨーロッパ旅行をしたい方々の旅のお供になる本なので、web連載とあわせて、ご興味をもっていただけたら嬉しく思います。
著者名:サカイ ヒロマル
出版社:電波社
価格 :1,400円(税抜)