【第86回】コロナ禍後、初めての渡欧、ドイツの様子は?|トピックスファロー

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2022年10月18日
【第86回】コロナ禍後、初めての渡欧、ドイツの様子は?

コロナ禍後、2年9ヶ月ぶりとなる日本脱出。2022年秋、ドイツに10日間行ってきました。本記事は次回の記事以降の戦跡を紹介する前に、ドイツの様子や久しぶりの海外旅行に言及します。

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高騰する海外航空券

2022年春からロシア、ウクライナ紛争が発生。そのため飛行機はロシア上空を飛ぶことができません。また、筆者がコロナ前までよく使っていた、運賃が安い中国系の航空会社は中国政府が外国人の旅行目的の渡航を制限しているため使えません。

そのためサーチャージが上昇して航空券はどれも20万円超えてしまっています。筆者は中東の国、UAEのアブダビ経由のエディハド航空が、ドイツのフランクフルトまで16万円ほどだったので購入しました。

トランジットのアブダビ空港内トランジットのアブダビ空港内

コロナ前より乗客同士が交流する機内

成田空港のカウンターでチェックインと出国審査を終えて、久しぶりの日本脱出に思わず感慨深い気持ちになりました。

アブダビに向かう機内ではコロナ禍後、初めての海外でスペインに1ヶ月周るご夫婦とおしゃべり。機内を見渡すと、

「どちらに行かれますか?私たちはスイスです。」

「僕はギリシャです。大会に出場するんです。」

「私たちはイタリアに行くんですよ。」

「私たちはフランスなんです。」

いろんなところで会話が飛び交っています。いつも以上に乗客同士の交流が多いように見受けられました。みんな海外に再び行ける日を楽しみにしていたかと思うと、胸が熱くなりました。

コロナ前と変わらないドイツの街

アブダビを経由してフランクフルトに到着。入国審査を終えて入国したドイツはコロナ禍前のままでした。

日本と違って街中でマスクをしている人がほとんどいません。ソーシャルディスタンスを強要している店もありません。

関連動画
2022年9月28日、フランクフルト中心部、マスクをしている人は0.5%未満
2022年9月28日、フランクフルト中心部、マスクをしている人は0.5%未満(@YouTube)

フランクフルトの市街地の様子フランクフルトの市街地の様子

一番驚いたのが、サッカーのサポーターの大声援です。

ベルリンにいた時、サッカーの試合がヒトラーのベルリンオリンピックが開かれたオリンピックスタジアムで開催されていました。

試合を見るつもりはなかったのですが、動画を撮るために最寄り駅に着いた瞬間、スタジアムから聞こえる大声援に鳥肌が立ちました。

日本では2022年9月現在、プロ野球は全試合、Jリーグは一部、試合を除いて声出し応援は禁止されたままです。筆者もプロ野球のファンなのですが、これほどの大声援は数年ぶりに聞きました。

関連動画
ヒトラーのベルリンオリンピックが行われたオリンピックスタジアム
ヒトラーのベルリンオリンピックが行われたオリンピックスタジアム(@YouTube)

フランクフルトの市街地の様子ベルリンのオリンピックスタジアム

公共交通機関ではマスクをしてないと注意される

街中ではマスクしてないとお伝えしましたが、電車、バスなど交通機関内ではマスクの着用は必須です。

マスクをしていなかったり、顎マスクだったりすると車掌やバスの運転手に注意されます。筆者もドイツ滞在中、何度も注意されました。列車では車掌が検札の前にマスク有無のチェックをする有様です。

日本でも公共交通機関内ではほとんどの人がマスクをしていますが、マスクをしていなくても車掌や駅員から注意されることはありません。その辺は日本より厳格でした。

しかし、それ以外はコロナを感じさせることは全くなく、ドイツでは既にコロナを忘れてしまっているようでした。

ハンブルク中央駅に停車するドイツの新幹線ICEハンブルク中央駅に停車するドイツの新幹線ICE

スマホの存在が大きくなるヨーロッパ旅行

今回の旅では、更にスマホの存在が大きくなったと感じました。

ヨーロッパを鉄道で周遊する際、ユーレイルパスなどの鉄道パスがありますが、コロナ禍前後からモバイルチケットに移行して、日本では今までの紙のチケットは購入できません。

紙のパスに慣れていたのでモバイルチケット化に若干不安があったものの、ジャーマンレイルパスを日本の旅行代理店で購入・ダウンロードして、いざ現地で使ってみたらとても便利でした。乗りたい列車の時間もすぐ検索できるので大変助かりました。

モバイルジャーマンレイルパスモバイルジャーマンレイルパス

また、鉄道内にWi-Fiが必ず入っているとは限らないし、いざというとき通信が繋がらないのは不安があるため、1日1,000円ほどかかるポケットWiFiも手配しました。これもとても便利で、街中でもグーグルマップを参考にするなど大変重宝しました。場所に左右されることなく通信が使えるのは安心にも繋がります。

スマホを多用すると、充電が問題になりますが、ドイツ国鉄はローカル列車も充電器がある場合が多く移動中によく使っていました(旧車両は付いてないことかある)。

スマホに集約することで、不安な面もあると思いますが、コロナでペーパーレス化、リモートワークが主流になってきたように、時代の流れに乗り便利に使いこなしていく方が楽になると思います。

ドイツのローカル線からの風景ドイツのローカル線からの風景

コロナ前と変わらなく取材できる

ドイツ渡航のメインとなる戦跡取材ですが、コロナ前と変わらず遂行することができました。

今回のテーマはドイツとその周辺に絞り、コロナ漏電期間中、読書して知識を蓄えながら、ピックアップした場所を周ってきました。

今回は動画撮影なども行い、次回以降の記事と一緒に楽しんでいただけたら幸いです。

筆者がドイツの滞在最後の日に撮影した動画です。

関連動画
2年9ヶ月ぶり、25回目のヨーロッパ渡航、ドイツ10に置換のヒトラー、戦跡取材取材旅行の総括
2年9ヶ月ぶり、25回目のヨーロッパ渡航、ドイツ10に置換のヒトラー、戦跡取材取材旅行の総括(@YouTube)

筆者筆者

同シリーズが「ヒトラー 野望の地図帳」として書籍化

同シリーズが書籍化され、各書店の歴史の棚の世界史やドイツ史のコーナーに置かれています。web記事とは違う語り口で執筆していて、読者の方々からは、時代背景が簡潔でわかりやすい、学者とは違うテイストが新鮮、という感想をいただいております。

歴史好きはもちろん、ちょっとマニアックなヨーロッパ旅行をしたい方々の旅のお供になる本です。

ヒトラー 野望の地図帳

「ヒトラー 野望の地図帳」
著者名:サカイ ヒロマル
出版社:電波社     
価格 :1,512円(税込) 

【連載ヨーロッパで訪れたい世界大戦の戦争遺跡

著者:ヒロマル

戦争遺跡ライター
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1979年神奈川県生まれ、神奈川県逗葉高校、代々木ゼミナールで1浪、立教大学経済学部卒業。

大学在学中からヨーロッパ、アジアなどを海外放浪してハマってしまい、そのまま新卒で就職せずフリーターをしながら続ける。その後、会社員生活をしながらも休み、転職の合間を利用して海外放浪を続ける。50ヶ国以上訪問。会社の休暇を利用して年に数回、渡欧して取材。

2012年からライター業を会社員との二足のわらじで開始。
2014年からwebメディア(株)フォークラスのTOPICS FAROで2つのシリーズを連載中。

▼もんちゃんねる(You Tube)
https://www.youtube.com/channel/UCN_pzlyTlo4wF7x-NuoHYRA

▼「ヨーロッパで訪れたい世界大戦の戦争遺跡」シリーズ
https://topicsfaro.com/series/warruins
ヨーロッパ各地を取材し、第二次世界大戦に関する場所を紹介。
軍事用語などは極力省き、中学レベルの社会の知識があれば楽しめる記事にしています。
同シリーズが2017年に書籍化。
「ヒトラー 野望の地図帳」(電波社)から全国書店の世界史コーナーで発売中。

▼「受験に勝つ!世界史の勉強法」シリーズ
https://topicsfaro.com/series/wh
2018年から主に世界史を中心とした文系の勉強方法について執筆。
大学受験だけでなく、大学生や社会人の大人の教養としての世界史の勉強方法にも触れて、
高校生、大学生、社会人とあらゆる世代を対象としています。

世間の文系離れを阻止して、文系の学問の復権に貢献することが、2つの連載の目的です。

▼ご依頼、ご質問はこちらのメールまたはツイッターから
hiromaru_sakai@yahoo.co.jp
https://mobile.twitter.com/HIRO_warruins